全国の通信記事
2022年9月11日号
京都2 立正安国・お題目結縁運動宗徒一日研修会
【京都2】宗務所(髙野寛義所長)・檀信徒協議会(向井義昶会長)主催の日蓮聖人降誕800年記念第68回立正安国・お題目結縁運動宗徒一日研修会が、9月11日宮津市本妙寺(髙野賢義住職)で開催され、管内僧侶檀信徒合わせて約180人が参加した。
令和2年に開催予定だった管区の降誕800年記念大会が新型コロナの影響で延期になり、今回3年ぶりの開催となった宗徒一日研修会と合わせて記念大会としての開催となった。
髙野寛義所長を導師に、日蓮聖人降誕へ報恩が捧げられ、慶讃文で日蓮聖人の誓願を僧侶・檀信徒と共に次の世代につなげていくことを誓い、コロナ収束、世界平和の願いが言上された。法要では多くの散華が舞い、修法による力強い声が響き渡り一人一人が願いを込め一生懸命に手を合わせていた。
当管区の常任布教師で身延山大学講師、妙谷寺住職 庵谷行遠師による法話では日蓮聖人の系譜、井桁に橘の由来など興味深い話に耳を傾けた。
午後からは講談師、一龍齋貞鏡さんによる講談《日蓮聖人御一代記》と《黒田節》が行われ、会場は沢山の笑い声と拍手で溢れた。
一日を通して日蓮聖人を身近に感じられ、日蓮聖人に思いをはせる大会となった。
2022年5月22日号
京都2 宮津市正音寺で法燈継承式
【京都2】令和4年5月22日、京都府宮津市正音寺において、三十四世村岡錬孝師の法燈継承式が営まれた。
稚児・檀信徒と共に行列が出発し、法要には80人の僧侶檀信徒が参列した。
式では所長から辞令伝達後、正干与人から村岡師へ払子が手渡された。御宝前に、一昨年ご遷化された先代師父村岡錬潮上人のお写真が安置される中、村岡師は「日蓮宗の発展、正音寺の寺門繁栄の為に精進していきたい」と決意を述べた。
2022年4月12日号
京都2 横川定光院護持顕彰会春季法要
【京都2部】4月12日、日蓮聖人ご遊学の地である横川定光院(滋賀県大津市)で令和4年度横川定光院護持顕彰会春季法要が行われた。春季法要は、近畿教区各管区が輪番制で務めており、宗務総長の委嘱を受け今回は京都府第二部宗務所(髙野寛義所長)が主催のもと法要が執り行われ、縮小し人数を制限してではあるが3年ぶりに檀信徒と共に開催され約70名が参列した。京都各本山の貫首猊下、宗門より川久保光隆教務部長、更には比叡山延暦寺副執行中山玄童先生、元三大師堂當執事森定慈仁先生、近畿教区内宗務所長が臨席され、髙野寛義宗務所長導師のもと檀信徒と共に法味を言上し、お題目が響き渡る荘厳な法要となった。
久しぶりの檀信徒との法要で日蓮聖人の遺徳を偲ぶとともに世界平和、新型コロナウイルスの収束祈願と亡くなられた方への供養を捧げた。