全国の通信記事
2023年8月19日号
京都2 第34回修養道場
【京都2】8月19日~20日の1泊2日で京丹後市丹後町の妙源寺(厚海俊亮住職)に於いて〔京二〕宗務所主催、〔京二〕青年会(有村友宏会長)並びに妙源寺護法青年会(井上 馨会長)共催の第34回修養道場が『「ありがとう」でつなごう心の絆』をテーマに「思いやりの心を高めよう」をサブテーマに4年ぶりに開催され、小中学生24名が参加した。
子供たちはお寺で正座をして大きな声でお勤めをして、写経や法話、夜には蝋燭の火だけが灯る本堂で唱題行を体験し、お寺での特別な空間で心と体の修行に励んだ。レクレーションでは数珠作り、海水浴やスイカ割りバーベキュー、花火をして高学年が班をまとめ初めての子も一緒に楽しんでいた。
最後に1拍2日の中でのありがとうと感じたことを見つけ、カードに綴った。
参加した子供たちはこの貴重な体験と、ありがとうの感謝の気持ちを大切にして心と体を成長させてほしい。
また今回は過去に参加したことのある、高校、大学、社会人がお手伝いで参加し、低学年の子に寄り添い、高学年の見本になる指導をしていて、修養道場が世代を超えた人の繋がりになっていると感じた。
2023年6月18日号
京都2 第28回宗徒1日研修道場
【京都2】宗務所(髙野寛義所長)と檀信徒協議会(向井義昶会長)主催による第28回宗徒1日研修道場が、6月18日久美浜町妙久寺(内田能友住職)において開催され、管内教師・檀信徒あわせて約87名が参加した。
内田住職導師のもと法味言上にて開会し、午前の部では管内教師を講師に檀信徒に向けた法華経講義、お経練習の講義が行われた。法華経講義ではお自我偈の意味と重要性の説明を檀信徒は熱心に聞き、お経練習では大きな声で読み方などを学んだ。
午後の部では太鼓の打ち方、御遺文講義、仏事一般、唱題行が行われた。
お題目を慣れない2本バチで何度も練習し、御遺文講義では「光日房御書」から懴悔のお題目を信唱することで滅罪できることを学び、仏事一般では綺麗な合掌、仏壇の飾り方、仏教の所作を学んだ。最後の唱題行では、心を落ち着かせ世界平和を祈り心からお題目をお唱えした。
最後に質疑応答、宗務所長の挨拶とお題目3唱にて幕を閉じた。
檀信徒からは「もっと太鼓の練習がしたかった」「仏事の心得がとても勉強になった」などの感想があった。4年ぶりの開催であったが、熱心に講義を聞き、質問をされる姿を見て、改めて仏教や法華経の良さ、大切さを伝えていかなければと感じた。今回の研修で学んだことを各寺院に戻り、少しでも多くの檀信徒に弘めていって欲しい。
2023年2月25日号
京都2 厚海龍仁師の帰山報告式
【京都2】第再行を成満した厚海龍仁師の帰山報告式が2月25日、宮津市妙立寺(厚海経信住職)で行われ管内寺院並びに檀信徒が参列した。
華やかな音色を奏でる万灯を先頭に4人の同行僧、檀信徒と行列し無事に帰山した。その後水行、そして沢山の幣束が並ぶ本堂で報告式が行われ厚海経信修法師会長から許証を受けた。厳しい行を修した声が本堂内に響き、力強い修法を檀信徒はありがたく手を合わせ受けていた。
厚海龍仁師は帰山挨拶で、「一人の力ではできなかった、檀信徒の皆様、一緒に入行した皆様のおかげです、一人一人が円となり和となったからこそ無事帰山することができました。また再行は少ない人数であったが、協力し合い励ましあいながらすべてを出し切った行ができました。」と述べた。檀信徒からは「厳しい修行であるが、その貴重な体験を基にお寺を発展していただきたい」と期待された。