全国の通信記事
2019年11月10日号
京都2 宮津市経王寺で入寺式
【京都2】令和元年11月10日京都府宮津市経王寺において、三十五世、故藤原良雄(廣唱院日界)上人から三十六世若園純永師への法灯継承入寺式が営まれた。法要には僧侶檀信徒約100人が参列した。式では髙野寛義宗務所長から辞令伝達、御宝前より沸子を手に取り法灯を継承された。若園師は岐阜県大垣市実相寺の住職をしていたため先代の藤原上人が遷化されてより26年間、経王寺代務をされ寺院を護持してきた。若園師は「これまで長年代務住職として護持してきたが、経王寺檀徒からの推挙を受け住職になりました。これからも檀信徒と共にお寺を盛り上げていきたい。」と抱負を述べた。檀信徒代表からは「長い代務住職の期間があったが、三十六世として入寺されとても喜ばしい。本当にありがとうございます。よろしくお願いします。」と大変喜んだ様子であった。
2019年9月29日号
京都2 立正安国・お題目結縁運動宗徒一日研修会
【京都2】宗務所(髙野寛義所長)・檀信徒協議会(向井義昶会長)主催の第67回立正安国・お題目結縁運動宗徒一日研修会が、9月29日、京丹後市峰山町、妙経寺(髙野寛義住職)で開催され、管内僧侶檀信徒合わせて約280人が参加した。
午前9時半に髙野寛義所長を導師に管内修法師出仕のもと国祷法要が営まれた。続いて本年は新間智孝師(神戸市妙法華院住職)を招き、講演が行われた。午前の部では「法が先か?仏が先か?」と題して僧侶2人の問答形式の講演で檀信徒が気になる質問を交えて行われた。午後の部では「お題目は酸っぱいのです」と題して法華題目鈔を用いてお題目を信仰するすばらしさの講義が行われた。「梅干を想像しただけで唾液がでるようにお題目も受持することでその功徳が得られる」とわかりやすく印象に残る話で、冗談も交えて終始和やかな雰囲気での講義であった。檀信徒からも「難しい話をわかりやすく聞けて勉強になった。来てよかった。」初めての檀信徒も「笑いもあり、楽しく講義を聞けた。また家族や友人を誘って来たい。」など嬉しい声もあった。続いて和三弦による津軽三味線と日本舞踊の清興が行われた。檀信徒は綺麗な舞と音色に体を揺らし、手拍子をして聞き入り清興を楽しんだ。最後に、髙野所長と向井檀協会長から管内事業の報告、会場の総代から謝辞が述べられ幕を閉じた。
研修会は有意義で檀信徒のより一層信仰を深める場であり、これからも1人でも多くの檀信徒の方に来て学び、喜んでもらえるよう続けていきたい。
2019年8月17日号
京都2 第33回修養道場
【京都2】8月17日~18日の1泊2日で京丹後市丹後町の妙源寺(厚海経信住職)に於いて〔京二〕宗務所主催、〔京二〕青年会(髙野賢義会長)並びに妙源寺護法青年会(井上 馨会長)共催の第33回修養道場が『「ありがとう」でつなごう心の絆』をテーマに「思いやりの心を高めよう」をサブテーマに開催され、小中学生33名が参加した。
子供たちはお寺で唱題行や写経、法話、朝勤を体験し、正座に苦戦しながら大きな声を出して心と体の修行に励んだ。レクレーションでは数珠作り、海水浴やスイカ割りバーベキュー、花火をして高学年が班をまとめ初めての子も一緒に楽しんでいた。
最後には子供たち1人ずつ「ありがとう」と感じたことを発表してもらい、『楽しい思い出をありがとう』『美味しいご飯をありがとう』など、親、友達、お手伝いの方などにありがとうの気持ちを伝えた。小学校の枠を超えて一泊するのは貴重な経験で大切にしてほしい。また日々の生活の中でありがとうを見つけて心の絆を深めていってもらいたい。