全国の通信記事
2023年10月20日号
京都1 宗門史跡 横川定光院秋季法要
【京都1】10月20日、日蓮聖人ご遊学の地である横川定光院(滋賀県大津市)で横川定光院護持顕彰会主催の秋季法要が小田和幸主管(京都府第一部宗務所長)を導師に、日蓮宗宗務院柳下俊明伝道局長、京都八本山の貫首猊下、比叡山より延暦寺教化部長中島隆乗師・元三大師堂當執事梅山恵匡師ご臨席のもと、150名の僧侶・檀信徒が参列し行われた。
この時期の定光院は大津市内より気温が5℃程低くい環境での開催であったが、参加の檀信徒は観光バスを降車し参道を徒歩で15分程かけ、澄み切った空気の比叡山の地に口々にお題目を唱えながら登詣した。
法要に先立ち、大西寛明師(滋賀県妙立寺住職)が講題に「変化の人をつかわして」と題しご自身の体験談を交え「仏さまは私たちには出来ない事は求めてこられません。私たちが少し手を伸ばせば出来る事を求めてこられます。私たちは仏さまの導きの下変化の人とならなければならない」と法話が行われた。
法要では、例年にない程に堂内が参拝者で埋め尽くされる中、和讃の奉納がされ、参列者各々が一心に読誦しお題目を唱えた。
2023年10月7日号
京都1 日蓮聖人門下連合会お会式
【京都1】10月7日(土)京都市左京区 日蓮宗 本山 妙傳寺にて、京都日蓮聖人門下連合会主催のもと、御会式が執り行われ、檀信徒、関係者各聖約100人が参詣した。
法要に先立ち、行脚隊や万灯行列など総勢約80名が妙傳寺周辺を練り歩いた。行脚隊と万灯行列が妙傳寺に到着すると、引き続き本堂前にてお囃子に合わせて纏が豪快に振られた。さらに立命館大学の学生で結成された和太鼓ドンによる和太鼓奉納が始まると一段と賑やかさを増し、大変な盛り上がりをみせた。その後、本堂にて法華宗真門流 総本山 本隆寺貫主 上田日献猊下よる講話があった。上田猊下は「法華経には現世安穏にして後に善処を生じと説かれているのですよ」と法華経の信仰の正しさを分かりやすく説明された。そして最後に「皆さん、善男子善女子となって精進をしましょう」と語られ、多くの参詣者は熱心に聞いていた。
引き続き、京都一部寺庭婦人会と檀信徒有志による和讃奉納が始まると、堂内はゆっくりとした時間が流れ出し、参拝者は自然と合掌をしながら団扇太鼓と日蓮聖人を讃える詩句に耳を傾けた。その後、日蓮宗 本山 妙傳寺貫首 近藤日康猊下が大導師の下、御会式が執り行われ、お題目の声が広い本堂に響いた。
2023年9月27日号
京都1 法華経一部読誦講習会~四之巻
【京都1】9月27日から29日の2泊3日、京都市山科区 大本山 本圀寺で、部経読誦普及員会 WEST主催の「法華経一部読誦講習会~四之巻~ IN WEST」が開催された。
講習会では、法華経をゆっくり一々文々、オウム返しで読み進められ、参加者は仮名無しの経本に一文字ずつペンで文字を抑えながら、時にはルビを書いたり、メモを取ったりしながら学んだ。
今回の参加者は6人。コロナ禍により前回の三之巻の講習会から4年ぶりの開催となった。一之巻から続けて受講されている男性は、「再開を待ち遠しく思っていた。再開されて嬉しく思う」と笑顔で語った。
2日目には三木天道師(教法院住職、京都一部布教師会会長)の内容講義が行われた。2時間を超える講義は談義形式で進められ、終止和やかな雰囲気。法華文句の引用を交える等、三木師の豊富な知識に参加者はとても充実した様子であった。
部経読誦普及委員会事務局 正伝寺
https://temple.nichiren.or.jp/0031022-shoudenji/
一部経読誦講習会IN WESTブログ