全国の通信記事
2022年6月29日号
奈良・統一信行会で災害への心構えを会員が寸劇で披露
【奈良】6月29日、大和郡山市のやまと郡山城ホールで宗務所(木村泰存所長)主催の第4回統一信行会が行われ約100人が参加した。
修法師会を中心に営まれた法要では混沌とした社会情勢の中1日も早い平和実現、立正安国への祈りと誓いが捧げられた。
続いて社教会が「減災!自助・共助で身を守る」と題して公開講座を行った。
家庭内や身近で起きる日常の中の災害への心構えと対策、普段から近所や仲間とのコミュニケーションを取ることでお互いに身を守ることの大切さについて会員が様々な衣装や道具を使って寸劇形式で訴えた。
2022年6月28日号
兵庫北・宗務所主催の京都本山妙覺寺参拝、宗門運動支部研修会
【兵庫北】宗務所は6月28日、宗門運動支部研修会を京都本山妙覺寺で開催した。
コロナ渦ということで乗車定員を半分に絞り観光バス3台を仕立て、僧侶檀信徒合わせて58名が、午前7時に管区を出発。午前11時に妙覺寺に到着後、祖師堂で御開帳。昼食を挟んで午後より同寺本堂にて「今までの800年これからの800年」と題して三木天道師(教法院住職)の講演が行われ、宗門運動支部研修が開催された。
講演は、根岸卓朗京都大学名誉教授の著書『量子論から科学する「見えない心の世界」』の内容から、古代文明発生後世界は800年周期で西洋物質文明(これまでの800年)と東洋精神文明(これからの800)が交互に入れ替わっており、現在は1940年頃から続く入れ替わりの世界的大動乱の時期であり、日蓮聖人が生きておられた鎌倉時代も真にこの大動乱の時代で、鎌倉新仏教といわれる多くの宗派が誕生した。そして、今現在の大動乱の時期を乗り越えるには、日本の仏教が中心となって立ち上がり、法華経の信仰を通して人と自然が共生する世界へと移り変わる必要があると話され、研修会の参加者はメモを取りながら熱心に講演を聴いていた。
2022年6月19日号
大阪市 北区善正寺で法灯継承式
【大阪市】 6月19日(日)北区法華山善正寺に於いて晴天の下、午前10時半より第15世筒井泰雄師の法灯継承式が有縁の僧侶役員、檀信徒の見守る中営まれた。第14世筒井泰信上人が平成31年4月17日に遷化あそばされた後、法灯継承の準備が進められていたがコロナ渦等、諸般の事情により延び延びとなっていた。新住職は「小学校の教師を兼ねながらの法務活動でありますが、力の限り一生懸命勤めさせていただきます。」と新住職としての決意を述べた。