全国の通信記事
2021年1月15日号
兵庫東・阪神淡路大震災 慰霊法要
【兵庫東】兵庫県東部宗務所、明石市本松寺で1月15日、阪神淡路大震災の慰霊法要が営まれた。
震災から27回忌を迎えた今年。コロナウイルス感染拡大対策の為、宗務所役員のみでの開催となったが、阪神淡路大震災犠牲者名簿を読み上げての供養が行われた。被災管区として、あの日を忘れずに供養を続けていくことの大切さを改めて感じた。
2020年12月16日号
奈良 宗務所主催の研修会
【奈良】宗務所(木村泰存所長)は十二月十六日、橿原市の社会福祉総合センターで研修会を開催し、十一名が参加した。
元刑務官の男性が二時間にわたり講義を行い、約40年にわたる刑務官としての体験談を語った。
凶悪な罪を犯した死刑囚が、ある出来事を通して被害者や遺族の苦しみを痛感し涙を流し反省した話、再犯防止の為ブレーキをかけられることの重要性、また犯罪に巻き込まれない為の日常の心がけなど、知る機会の少ない貴重な内容に参加者は熱心に聞き入り、質疑応答では質問が飛び交った。
2020年12月14日号
京都1 赤穂義挙318年祭
【京都1】12月14日(月)京都市左京区本妙寺(橋本一妙住職)にて、京都義士会主催
赤穂義挙318年祭が執り行われた。当日は寒い一日であったが天候にも恵まれ、関係者
檀信徒の方々が参列された。今年は新型コロナウィルスの影響で行事を縮小し、感染
拡大予防に留意して法要と展示のみになった。義士宝物館において義士追悼法要が行われた
が、兵庫県赤穂市長のメッセージを代読される交流大使の方々も、赤穂市の義士祭が
コロナ禍で中止になった為今年は見合わされた。
法要の後には、吉田忠左衛門兼亮、吉田沢右衛門兼貞、貝賀弥左衛門友信、同妻おさんの
四名が合祀してあるお墓を墓参した。例年であればこの後、討ち入りそばがふるまわれ、
本堂にて琵琶奉納が行われるが今年中止され、例年に比べると赤穂義士のファンの参拝も
少ない一日だった。