全国の通信記事
2024年4月15日号
京都1 日ノ岡宝塔春季追善供養法要
【京都1】4月15日(月)、京都市山科区の日ノ岡にある宝塔(題目碑)で、京都府第一部宗務所所長の小田和幸師を導師に追善供養法要が営まれた。この法要では、粟田口刑場で処刑された約1万5千人の罪人の供養が行われ、また立正安国と交通安全の祈願も行われた。
この宝塔は、かつて粟田口刑場で処刑された罪人の供養のために建てられましたが、明治時代初めに刑場が廃止され、廃仏毀釈の影響で宝塔は取り壊され、後に埋没してしまいました。昭和時代に入り、道路や鉄道の工事が進む中、埋没した宝塔の一部が発見されました。その後、法華信者である小島愛之助氏が日蓮宗寺院に呼びかけ、日ノ岡に新たに宝塔を建立することが決定されました。建立の際には、同じく埋没していた車石も敷石として使用されました。車石は江戸時代に京都から大津間に存在した牛車専用道路に使われていた石です。
この法要には車石研究会のメンバーも参列し、一緒にお題目を唱えることでご縁を感じておられた。彼らの教科書やインターネットには載っていない細かな歴史を語る言葉一つ一つに、過去の出来事への思いやりが伝わってきた。
2024年4月12日号
兵庫西 交通安全祈願祭
【兵庫西】4月12日、神崎郡福崎町にある交通安全物故者慰霊塔で、修法師会(花房英俊会長)は、交通安全祈願祭・交通安全物故者慰霊祭を行った。この法要は、毎年、神崎郡町村会、福崎警察署、交通安全協会、各町役場職員関係者と共に開催している行事である。桜舞う晴天の下、約1時間の法要では、僧俗約30名が参加。修法で交通安全を祈り、読経・唱題で物故者の冥福を願った。法要後の挨拶で、山名宗悟町村会会長は、修法師会へ法要の御礼を述べられ「この法要を毎年行うことで、1人でも安全運転を意識する人が増えて欲しい。これからも続けていきたい。」と語った。
2024年4月11日号
■兵庫北 経王寺でピラティス
【兵庫北】4月11日、豊岡市経王寺で心と体をときほぐす、ピラティスのレッスン(主催=すいっち・渋谷順子代表)が開催され、境内ではしだれ桜のライトアップも実施された。
ピラティスとは、呼吸法と共にゆっくりとしたペースで行う体幹トレーニングで、自身の体と向き合いながらバランスを整えるエクササイズ。この日は参加者8人が講師からレッスンを受けた。
「すいっち」は、地域のいろんな“スイッチ”を入れて楽しもうと、出石町の女性達によって2016年に結成された。今回のイベントは本年第3回目の開催となり、12月まで会場を変えて毎月1回開催予定。