全国の通信記事
2024年2月23日号
福島 新妻瑞凰師帰山式
【福島】令和6年2月23日(金)いわき市川部町妙宝寺(新妻教誠住職)に於いて新妻瑞凰上人の第再行幣束相承帰山奉告式が営まれた。
粉雪舞い散るなか、山門から御題目を唱えながら行列し本堂にて一読。写真撮影後、管内有縁の僧侶と多くの檀信徒が見守るなか、6名の行僧と共に本堂前にて水行が行われた。その後、本堂にて帰山奉告式と法楽加持が厳かに執り行われ、瑞凰上人は堂々たる態度で報告文を読み上げ、謝辞を述べられていた。
上人は謝辞にて、「無事成満出来て今日を迎えることが出来たのは、私一人の力ではなく、神仏様のお力や、たくさんの方々に助けてられ、支えて頂いたからです。まだまだ未熟な私ですが、助けて頂いた方、支えてくれた檀信徒の皆様に微力ながらその恩を返して行けます様、より一層精進を重ねて参ります。」と感謝の言葉を述べられた。
2024年2月20日号
秋田 第56回交通安全祈祷会
【秋田】2月20日、日蓮宗秋田県修法師会(阿部龍翔会長)は第56回交通安全祈祷会を横手市まるせん聖心堂で開催し、管内僧侶・檀信徒合わせ約80名が参加した。
式では本年加行所副伝師を務めた阿部会長を導師に水行・祈祷会が厳修された。法要では加持祈祷や能登半島地震物故者への追善回向、交通安全の祈願簿が読み上げられ、一心に祈りを捧げた。
最後に、まるせん葬祭の千田代表より「ご縁によって今回の交通安全祈祷会の会場提供させて頂きました。寒い中での水行に、迫力ある読経を頂き大変ありがたいです」と述べ、参加者からは「初めて参加しました。迫力のある御祈祷をして頂き、感動しました」と語っていた。尚、今回交通安全を申し込まれた台数は3232台に上り、浄財の一部は元旦に発生した、能登半島地震によって被災した地域へ寄付される。
2023年12月10日号
岩手 保護猫譲渡会
【岩手】12月10、17日岩手県北上市で活動する保護猫団体「北のしっぽ」主催の保護猫譲渡会が花巻市・本妙寺(砂子田裕貴住職)で開催された。保護活動が周知されてきている事もあり、両日とも多くの来場があり、たくさんの猫達がトライアル後に譲渡された。
代表の蔵田玲理さんは「お寺での開催は初めてでしたが、とても落ち着いた環境で猫達も安心し、来場の方々も喜ばれていました」と話す。
本妙寺では墓地に捨てられていた子猫を保護した際に北のしっぽに依頼したのがきっかけで2年前から猫の預かりボランティア活動をしている。譲渡会を開催する会場探しにも苦心されていると聞き、お寺での開催を提案した。砂子田住職は「参拝の方々も譲渡会会場に寄り、保護猫達と触れ合う事で命の大切さを考える良い機会になったと感じています」と語った。なお令和6年1月にも開催予定。