全国の通信記事
2022年11月27日号
秋田 日蓮聖人降誕800年慶讃秋田県管区大会
【秋田】日蓮宗秋田県宗務所(柴田寛彦所長)、日蓮宗秋田県伝道会(石川是仁会長)主催の日蓮聖人降誕800年慶讃秋田県管区大会が11月27日、大仙市協和市民センター「和ピア」にて開催され、県内の僧侶・寺庭婦人・檀信徒約70名が参加した。今大会は3部構成で、「伝道法話」「記念法要」「DVD 歌舞伎『日蓮』上映」の順に行われた。
第1部では、布教師会会長(木名瀬了昭師)による「慈悲と成仏」と題した伝道法話が行われ、続いて第2部では、日蓮聖人降誕800年慶讃記念法要が厳修された。法要では、会場一体となり、日蓮聖人に対し万感の思いで御題目が唱えられ、団扇太鼓と共に妙音を響かせた
第3部では、歌舞伎「日蓮」が上映され、鑑賞後には「映画館のような大型スクリーンでの上映は、臨場感があり迫力があった。実際の歌舞伎『日蓮』も観に行ったが、今回はまた違った形での鑑賞で、非常に見応えがあった」という声が聞かれた。
閉会後、参加した檀信徒からは「今回このような800年慶讃という節目の機会に参加することができて光栄に思います。1年1年の積み重ねが、この800年に繋がったように、日々の御題目の積み重ねが、やがて色々な形で大輪の花を咲かせることができるのだと教えられた気がします。日頃の信仰を大事にし、今後も日蓮聖人への思いと共に御題目を唱えていきたい」と話した。
2022年9月15日号
秋田 盲導犬育成のための街頭募金活動
【秋田】伝道会(石川是仁会長)は9月15日、秋田駅で盲導犬育成のための街頭募金活動を行なった。募金活動には秋田県盲導犬使用者の会(船木修会長)会員と盲導犬3頭も参加した。コロナ禍にあって多くの募金活動が停滞している中での街頭募金だったが、多くの人々の募金する姿が見られた。石川会長は「視覚障害者の方々が、もっと街を自由に歩けるような社会のために尽力したい。」と活動に力を入れている。同会は現在まで5頭の盲導犬を視覚障害者のもとへ送っている。現在6頭目の盲導犬貸与に向けて奮闘中だ。この日集まった募金は、北海道盲導犬協会への寄付金に充てられる。
2022年7月7日号
秋田 盲導犬のための街頭募金活動
【秋田】秋田県伝道会(石川是仁会長)は7月7日、秋田駅で盲導犬のための街頭募金活動を行なった。募金活動には秋田県盲導犬使用者の会(船木修会長)会員と盲導犬4頭、また北海道盲導犬協会から和田孝文所長も参加した。
この活動は当会の前体制組織「秋田県社会教化事業教会」によって1992年から続けられており、現在まで5頭の盲導犬を視覚障害者のもとへ送っている。
募金活動はコロナ禍の影響を受け3年ぶりの再開。マスクを着用しての募金の呼びかけに以前のような募金が集まるのか懸念されたが、多くの人々の募金する姿と、盲導犬に話しかける姿が見られた。
和田孝文所長は「障害者の方が活躍できる社会というのは、障害者の元へ盲導犬が与えられるだけで達成されるのではなく、お店や施設など社会全体の理解と受け入れがあって初めて達成されるんです」と話す。
この日集まった募金は、視覚障碍者への6頭目の盲導犬貸与(盲導犬は盲導犬協会から障碍者へ与えられるのではなく、貸し出されます)に向けて、北海道盲導犬協会への寄付金に充てられる。