全国の通信記事
2019年9月8日号
宮城 第33回檀信徒統一信行会
【宮城】宮城県宗務所(日野教恵所長)・檀信徒協議会(玉谷光夫会長)主催の第33回檀信徒統一信行会が9月8日鳴子スポーツセンター(大崎市鳴子温泉)で開催され、僧侶檀信徒合わせて約400人余りが参加した。
担当寺院は大崎市宝照寺(酒匂本誠住職)
はじめに各寺院檀信徒の代表者がそれぞれの団旗を持ち唱題行脚で会場である体育館ステージ前に集まった。開会宣言後、酒匂住職導師のもと法味言上が行われた後には、日野所長の挨拶に続き、女流講談師一龍斎貞鏡師による「日蓮聖人御一代記」が披露された。
昼食後、担当寺院である酒匂住職より縁起紹介がされ、続けて唱題行が行われ参加者一同でお題目を唱えた。その後、閉会式で来年開催寺院である妙法結社(仙台市泉区)に団旗が引き継がれ閉会した。
この日は、昼食中に日蓮宗新聞社のキャラクターである「こぞうくん」が登場し、参加者は一緒に写真を撮って楽しんでいた。
2019年7月13日号
宮城 27回新町おとまり会
【宮城】地域に根ざすお寺として
宮城・27回新町おとまり会
登米市長光寺主催・7月13~14日・同寺で約40人/地区の団体の協力で地域の生物調査を行う。昼食はみんなで作ったピザに舌鼓。
2019年7月9日号
宮城 立正平和祈願大法要
【宮城】仙台は大平戦争末期の7月10日、空襲よって多くの犠牲者が出る惨事に見舞われた。
その仙台空襲犠牲者の追福と世界平和を祈念し、毎年7月9日、宮城県仙台市本山孝勝寺に於いて、宮城県日蓮宗青年会主催による「立正平和祈願大法要」が行われている。
また孝勝寺の本堂には昨年8月から、総本山身延山久遠寺より贈られた、東日本大震災犠牲者慰霊・被災地復興の象徴である「慈母観音像」が祀られており、多くの檀信徒が慰霊復興の願いを込めて参詣されている。
この仙台空襲・東日本大震災への檀信徒の思いを受け、大法要は谷川日清貫首御導師の元、管内の僧侶・檀信徒が集結し盛大に厳修された。
法要後、谷川貫首は現在大規模復元工事をしている仙台市指定有形文化財の釈迦堂の縁起と、戦時中についてお話され、先人の志を顧み、ますますの弘教と平和への願いを語られた。
その後、昼食をはさんだ後に、東北初の常設の寄席である仙台市の「花座」で活躍されている立川左平次さんの落語が披露され、和やかな雰囲気に包まれた。
最後に立正平和祈願会の修法が管内の修法師によって行われ、力強い法楽加持がお堂内に響き渡り大法要は締めくられた。