全国の通信記事
2022年6月20日号
静岡中 富士宮市本成寺で法燈継承式
【静岡中】富士宮市長遠山本成寺において令和4年6月20日、第63世住職となった脇村教広上人の法燈継承式が執り行われた。華やかに飾られた堂内に静岡中部7区寺院、本成寺檀信徒が多数参列し、堀之内雅楽会各聖が式衆を勤めた。
小林教一前住職より法灯を継承した新住職は「20才の頃より本成寺に通い、多くのご縁を頂戴しました。総代檀信徒の思いを胸に抱き、護法護山を大聖人にお誓いします」と謝辞を述べた。本成寺は日蓮聖人が一夏九旬滞在し、他宗より改宗した日蓮宗最初の霊場といわれる。
2022年6月13日号
静岡中・修法師会で交通安全祈祷会
【静岡中】静岡県中部修法師会(黒﨑政秀会長)は6月13日、管内静岡市宗林寺(廣﨑本浄住職)にて交通安全祈祷会、読誦会を行った。堂内には僧侶檀信徒20名が集い、読誦唱題の声が力強く広がった。世界平和と檀信徒の信力増進、身体健全が祈念された。
2022年6月8日号
静岡中 山静教区布教講習会
【静岡中】6月8日、身延山大本堂において山静教区布教講習会が行われた。
「日蓮宗伝統の高座説教~身延の祖師を語る」と題し、3名の常任布教師による御一代記がリレー形式で行われた。
まず塚本智秀師(静岡県圓恵寺住職)が誕生から身延思親閣、
次に山口顯辰師(秋田県本住寺住職)が龍口法難から身延、
最後に豊田慈證師(愛知県法華寺住職)が身延下山から御入滅までを語った。
身延山は来年に開闢750年を迎えるということもあり、当日は教師のみならず、檀信徒や参拝の観光客までも聴聞できるように企画された。
本宗の高座説教が従来の儀式として整ったのは江戸時代中期といわれ、一座説教の中で語られる御一代記(祖伝:繰り弁)復権を三師は訴えられた。
聴聞された女性は、日蓮聖人の御生涯を目の当たりにして感激し、思親閣の場面では目頭が熱くなりました。貴重な体験ができ感謝しますと述べていた。