全国の通信記事
2023年10月29日号
山梨4・甲府市隆泉寺に鈴木崇夫師入寺
【山梨4】令和五年十月二十九日、山梨県甲府市竹栄山隆泉寺にて鈴木崇夫上人の法燈継承式がとり行われた。式に先立ち十時より御稚児行列が行われ、新住職認証の辞令を山梨県第四部宗務所長鈴木康雄上人より伝達された。荘厳なる式中では檀信徒・僧侶合わせて約八十人が見守る中、第二十六世鈴木章方師から第二十七世鈴木崇夫師に払子が継承された。
先代章方師は平成十三年より二十二年の長年にわたり精進努力し護寺繁栄に尽力をされてきた。その多くの功績を檀信徒一同が讃え、御礼の言葉と共に感謝状が贈られた。
最後の謝辞では、新住職の崇夫師より「先代章方上人によって、お寺と檀家の皆様が手を結び合って一致団結してきた礎があって今があります。これからは私が新住職として自覚を持ち、日々精進してまいります。どうぞ今後もお力添え賜りますようお願い致します」と、合掌し心よりの感謝を伝えた。
2023年10月16日号
山梨4 寺庭婦人会四十周年記念式
【山梨4】令和五年十月十六日、甲府市総合市民会館にて日蓮宗山梨県第四部寺庭婦人会四十周年記念式典「華のつどい」が開式された。
開始の十時より全員で宗歌を響かせ、山梨県第四部宗務所長鈴木康雄氏ら五名の僧侶と共に、玄題三唱、法味言上がとり行われた。
引き続き鈴木所長より「お寺にとって皆様の支えが非常に大きいのです。これからもお寺の顔としてご尽力をお願い申し上げます」と祝辞が送られた。
「華のつどい」の参加者は五十名を超え、式典前半では、身延数珠土産品組合の方々協力の元、色とりどりの玉を選び、心を込めて腕輪念珠作りを体験した。
後半の記念講演では、笛吹市常徳寺院首、小林是綱師を講師に迎え「暮らしに生きる仏教語」を聞き、甲州方言に生きる仏教語と私達の生活の中に仏様の言葉が生きている事を学んだ。
第四部寺庭婦人会会長角田綾子さんは、
「本年は日蓮聖人が身延山に御草庵を開いて御入山なさってから七百五十年となる記念すべき特別な年です。その年に記念式典を開催できましたことは意味深い事だと実感しています。これからもお互いの親睦を深め精進してまいります。皆様に心よりの感謝を申し上げます。」と合掌し丁重に謝意を伝えた。
2023年6月3日号
山梨4 甲州市法傳寺で入寺式
【山梨4】令和五年六月三日、山梨県甲州市廣門田山法傳寺にて、平野玄陽上人の入寺式が行われた。
式に先立ち玄陽上人が御稚児行列に伴われ本堂に入り、檀信徒・僧侶合わせて約百名が見守る中、第四十三世法燈継承式が行われ払子が授与された。
祝辞では山梨県第四部宗務所長、鈴木康雄師から、玄陽上人の細かな組の取りまとめ等宗門に対する御尽力を讃え、支えとなった奥様の内助の功にも触れる激励の言葉が送られた。
また遠光寺御山主、加賀美慶至上人も「玄陽上人は、聡明で優しく真面目な性格で、書にも精通したお上人様です。檀信徒の皆様も安心して、これからも寺院の発展の為、新住職と共にご協力していけると思います。」と述べた。
謝辞では筆頭総代の三科修さんより74年ぶりの当山入寺式を予定通り実施できた御礼が伝えられ、式の最後に、想いを受け継いだ平野玄陽住職は「自分の信仰の核である妙法蓮華経と日蓮聖人の尊い教えを一人でも多くの方に伝えて行く事が私の使命です。そしてそうすることが歴代のお上人様へのご恩に報いる事だと思っています。ただ、お寺は檀信徒の皆様のお力添えなくしては一歩も前に進むことはできません。どうぞ今後もお力添え賜りますようお願い致します」と、合掌し心よりの感謝を伝えた。
午後は、令和四年十一月三十日に遷化なされた先代第四十二世隆心院日明上人の本葬儀がとり行われた。