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2024年2月27日号

山梨3 令和5年度・女性信徒研修

山三240325②【山梨3】2月27日、南アルプス飯野、桃源文化会館を会場に第三部檀信徒協議会(金丸忠仁会長)主催、山梨県第三部宗務所後援(岡本正富所長)『令和5年度・女性信徒研修』が開催された。

管内の女性信徒を対象に行われるこの行事は、コロナ禍の影響で4年ぶりの開催となり約六〇名の参加者が集まった。

研修では、山梨県身延町の妙石坊住職・日蓮宗常任布教師・身延山布教師を勤めている奥野本洋師より『何をおいても今すぐ仏となるすべてはそれから』と題した講話が行われた。

講話が始まると奥野師は、自身の発心の話や身延山学園での教員時代の経験などユーモアを交えながら参加者たちに語り掛けた。会場からは終始笑い声が絶えず、参加した檀信徒らは熱心に聞き入っていた。

何に於いてもありがたいという心を持ち御題目を唱えて心を磨くことが大切である。家庭に於いては夫婦が互いにありがとうという気持ちで過ごすことがなにより尊いことだと述べられ約1時30間の講演を締めた。

参加者の中には「来てよかった。楽しかった。来年も是非参加したい」という方々も多く、今回の女性信徒研修も大盛況のうちに幕を閉じた。

2024年1月30日号

山梨3 総代研修会

山三240209【山梨三】檀信徒協議会(金丸忠仁会長)は1月30日、南アルプス市飯野「桃源文化会館」を会場に「総代研修会」を開催し、管内寺院総代92名がこの研修会に出席した。

長野県伊那市遠照寺住職、松井教一師により『私の出会った仏さま』という演題のもと人生で仏縁により出会った方との関わりを交えながら講演を行った。

法華道―長野県富士見町若宮で甲州街道から分かれ、入笠山東山腹を登り大阿原湿原―仏平峠―荊口―山室を通って伊那市長谷、非持に至る全長22キロの道は平安時代以来甲斐の国と信州高遠を最短で結ぶ重要な道で、この道を通して法華経・日蓮宗が伝えられたことから「法華道」と呼ばれてきた。

しかしこの法華道は道が見えないほど荒廃していたが、その実態に心を痛め、定年後法華道の復興を思い立ち唯ひとりで整備をはじめたのが北原厚さんであった。

北原氏は法華道のある芝平出身で幼き頃より信仰の厚い家族とともにお題目の中で生きてきた。

自身の信仰する法華経・お題目に縁のある道の復興を自身の使命とし、全身全霊で法華道の復興に取り組み、毎日毎日笹薮を刈り続け、10年間かけて整備した。

とにかく法華道を残したい。その想いだけだったという。

現在ではトレッキングコースとして全国から登山客が訪れている。

ひとりの法華経・お題目への想い、故郷への想いが仏縁となって、法華道は未来に語り継がれ、歩き続けられるだろう。

参加者の中には「春になったら山梨と長野の法華経信仰を繋いできた法華道を歩いてみたい」と話す方もいた。

法華経の縁はいろんな形で繋がれていくのだろう。

2023年11月14日号

山梨3 護法団参

山三231127④【山梨3】宗務所(岡本正富所長)と檀信徒協議会(金丸忠仁会長)が11月14日、15日1泊2日で護法団参を行った。

新型コロナウイルスの影響により、令和2年度の護法団参から毎年中止を余儀なくされてきたが、5類移行措置が取られたことで久しぶりの開催に至った。檀信徒、教師合わせて87名の参加者が集まり、バス3台で静岡県浜松市東区天竜川町の長光山妙恩寺(山澤英伸住職)、愛知県名古屋市昭和区駒方町の大乗山法音寺(鈴木正修住職)を参拝した。

妙恩寺は九老僧の一人、日像上人が開いた古刹で、大河ドラマでも話題の徳川家康ゆかりの寺である。山澤住職から遠州の法華信仰と題して、寺の開山から徳川家とのつながりまで、時折笑いを交えながら説明を受けた。さらに山澤住職のご厚意により、日蓮聖人御真筆の曼荼羅をはじめ、貴重な寺宝も公開され、参加者らは食い入るように見学していた。

法音寺は明治42年、始祖・杉山辰子先生が仏教感化救済会を創設されたことに始まり、社会福祉法人を運営する寺でもある。鈴木住職からは法音寺の運営理念、寺として社会福祉活動に注力するきっかけと熱意を丁寧に説明頂いた。

参加者からは「歴史も趣も違う寺に参拝できたことが良い経験になった」「久しぶりの開催を心待ちにしていた。またみんなで参拝ができて嬉しい」などの声が聞かれ、コロナ禍の沈黙を破るように賑やかな護法団参となった。

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新年のご挨拶。

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