全国の通信記事
2023年12月8日号
山梨2 食品をフードバンクに寄附
【山梨2】社会教化事業協会は、12月8日、管内寺院からフードドライブで集めた食品を認定NPO法人フードバンク山梨に寄付した。現在、フードバンク山梨は年末緊急食料支援を実施し、物価高に伴い食料に困っている方にお米、食品の支援を行なっている。担当者は、「本来年末年始は子供たちを始め、皆が楽しく過ごすはずだが、最近の物価高騰で年を越せるか瀬戸際の人が多くいる。なんとか多くの方を救いたい中で今回の支援は大変ありがたい。」と語った。社会教化事業協会会長中村寛敏上人は、「今回は寺院のみに声をかけたが、この活動を続けていき檀信徒始め地域社会にも広め、皆で共通認識を持ち、多くの方々の力になりたい。」と力強く語った。
2023年12月3日号
山梨2 歳末助け合い募金行脚
【山梨2】12月3日、歳末助け合い募金行脚を行なった。これは、僧侶と檀信徒が唱題行脚をしながら地域を巡る恒例行事で、4年ぶりに開催された。新型コロナウイルスの影響のため、3年中止が続いたため、久しぶりに太鼓の音が聞こえると、多くの方が家の前で待ち、多額の志納金が集まった。参加者の1人は、「長年実施されている地域の行事が行われ、太鼓の音とお題目の声が聞こえて心が安らかになった。これは誰かのためになると共に、信仰の継承にも繋がるのではないか。」と語った。
2023年6月18日号
山梨2・市川三郷町宮澤寺に第31世永森湛修師
【山梨2】山梨県西八代郡市川三郷町黒沢の瀧上山宮澤寺において第31世永森湛修師の法灯継承式が6月18日に営まれ、檀信徒約60名が参列した。当山は数年永森師が代務住職を務めてこられたが、晴れて住職としてこの日を迎えた。準備から当日の運営等を檀信徒が一致団結して務め、僧侶と檀信徒が一緒になって宮澤寺を守っていきたいという新住職の意思が伝わる式となった。永森師は挨拶で当山と自身が以前務めていた寺との繋がりを語り、これからも変わらず精進していくことを誓った。