全国の通信記事
2023年3月10日号
山梨1 管内先師報恩法要
【山梨1】令和五年三月十日(金)午前十時より、身延山久遠寺(内野日総法主)仏殿において、山梨県第一部部声明師会(内藤英覚会長)による第九回山梨県第一部管内先師報恩法要が営まれ、令和四年度にご遷化された先師各聖をはじめ、管内寺院より申し込まれたご回向が行われた。
法要後、内藤英覚会長(南部町蓮性寺住職)より「声明師会としての活動を考える中で、管内先師のご回向を行うための報恩法要を行うこととなり、平成二十七年より続けてまいりました。来年十周年を迎えるにあたり、さらに管内に周知していただき、より多くの皆様方に出席していただきたい」との挨拶が述べられた。
2023年3月4日号
山梨1 思親閣大太鼓修復完成御礼法要
【山梨1】3月4日(土)、身延山奥之院思親閣で大太鼓が修復されたことを記念し、完成御礼の法要が執り行われ、全国各地より約60名の檀信徒が参列した。思親閣祖師堂で打ち鳴らされていた大太鼓は令和2年、経年劣化により破損。翌年9月に修復を発願し寄進を募った。370名以上の有志の寄進により、約35年ぶりとなる革の張替えがなされた。法要では大太鼓の迫力ある音とともに参列者のお題目が祖師堂に響き渡った。第54代別当佐藤順行上人は「皆様のお陰様をもちまして、きれいに張替えをすることが出来ました。太鼓の響きとともに唱えるお題目はこれから先、何十年、何百年ときっと残っていくはずです。皆様にお力添えをいただいて、そのお題目のバトンを後世に渡すことが出来ました。」と寄進者へお礼の挨拶を述べていた。法要後には参列者一人一人が太鼓を鳴らし、大太鼓の響きに歓声が上がっていた。寄進者には修復を記念して、日蓮大聖人の御影の色紙と、修復前に張られていた太鼓の革が入ったお守りが贈呈された。
2023年2月23日号
山梨1 身延町上澤寺で上田本幸師の入寺報告式
【山梨1】身延町上澤寺で令和五年二月二十三日午前十時、第四十八世上田本幸師の入寺報告式、あわせて上澤寺第四十七世、上田本昌上人の第一周忌法要が営まれた。入寺報告式において正干与人土屋宣彦師(甲府市妙音寺住職)から払子が継承された。謝辞の中で上田本幸師より「上澤寺歴代先師の足跡を汚さぬよう精進してまいります」との決意が述べられた。
引き続き午前十一時半より、霊跡本山岩本山實相寺貫首、小松日祐猊下を導師にお迎えし、上田本昌上人の第一周忌法要が営まれた。謝辞の中で上田本幸師よりあらためて「師父でございます先代上人の増円妙道を祈念しながら、先代上人同様、檀信徒の皆様方、関係各聖のご支援、ご協力を仰ぎ、寺門興隆に尽力してまいります」との決意が述べられた。