全国の通信記事
2023年11月10日号
千葉北 布教研修所が幼稚園児向け布教会
【千葉北】布教研修所(李敏柱主任)では11月10日浄光院(緑谷一雄住職)併設のみどり幼稚園にて園児向け布教会を実施した。研修に先立ち李主任は「どうしても大人に偏りがちな布教活動にあって、若年層との交流は今後重要なテーマと考えている。また、大人に比べ言葉の理解が不十分な未就学児へいかにわかりやすく仏様の教えを伝えるか、今日は日ごろの成果を発揮してほしい。」と訓示した。当日は園児約120名を前にお釈迦様をテーマにした劇を研修生全員で行った。園児達からは笑い声や大きな声援が園舎に響いた。劇終了後には、研修生が法話を実施した。対象が幼稚園児と言うこともあり言い回しに苦労していたものの努力や協力の大切さをわかりやすく伝えようとする姿が見られた。園児退席後は幼稚園職員と幼児対応などについて活発な意見交換が実施された。研修生の一人は「子ども達が元気でうれしかった。また対象に合わせた言い回しを選択することの難しさを痛感した。明日からの研修に生かしたい。」と語った。
2023年10月7日号
千葉北 第15回護法大会
【千葉北】十月七日(土)、第十五回千葉県北部護法大会の法要及び記念講演、そして檀信徒協議会総会が、管内の教師及び檀信徒の多数が参集し、市川市大本山中山法華経寺で営まれた。
午後一時半からの法要では、法華経寺祖師堂において法華経寺貫首、新井日湛猊下が大導師を務め、護法大会法要が奉行された。
法要終了後は祖師堂に於て、落語家 柳家我太楼師匠による講演「日蓮聖人のお題目」その後は本院大客殿にて、檀信徒協議会総会が行われ、参加者による熱心な協議が交わされた。
この日は、先日までの酷暑から一転、この時期らしい涼しい陽気に恵まれ、参加者は、半日にわたるこの大会で、日蓮聖人をより一層身近に感じられるようになった。と、喜びを語った。
2023年10月1日号
千葉北 佐倉市妙経寺客殿落慶法要
【千葉北】千葉県佐倉市妙経寺(田邉木蓮師)で令和5年10月1日(日)午後2時より、宗祖御降誕800年慶讃事業として完遂した、客殿、庫裡の落慶法要が行われた。この慶讃事業は、長年の住職の大願であった。なぜならば、先代住職(田邉顕事師 平成26年後遷化)は、境内整備 墓地拡張 位牌堂建立 客殿庫裡の再建 等の 事業を完遂し寺門興隆につとめた。現住職(田邉木蓮師)は 平成21年 法燈を継承の際に先代の行いに習い当山復興を決意し、 日々、山門隆昌に努める。しかし、先代が再建した客殿庫裡が50年余の月日を経る中で各所の修繕を繰り返すもかんばしくなく、ついに再建を決意する。しかし、時悪く、令和2年のコロナ禍にあい、世情不況の中、苦境に陥るも令和3年に再開。令和4年9月の解体工事より令和5年10月1日の落慶式を迎えたのである。住職は謝辞において。この事業に関わり、支えてくれた人たちへの感謝と更なる、寺門隆昌への決意を述べた。