全国の通信記事
2022年11月6日号
茨城 水戸市妙徳寺で法灯継承式
【茨城】11月6日、宗門史跡「常陸の湯」水戸市妙徳寺にて第57世植木妙久師の法灯継承式並びに先代住職 慈恵院日幹(植木英明)上人一周忌法要が執り行われた。先ず辞令伝達と払子継承が新住職である植木妙久上人になされた。相田要練宗務所所長からの祝辞では「日蓮聖人が目指された常陸の湯を格護している妙徳寺の住職になられたことは大きなことであります。一生懸命にお勤め下さい。」とお祝いの言葉を送ると共に新住職を鼓舞した。
この後の法要では、遺族や総代等から遺徳の念が捧げられた。コロナ禍である為、三密対策等の制限はあったが、厳粛なる法味言上となった。
2022年10月19日号
茨城 檀信徒研修道場
【茨城】10 月 19 日に茨城県宗務所(相田要練所長)主催、茨城県檀信徒協議会(星野忠男会長)協賛の檀信徒研修道場が開催された。会場となった水戸市蓮乗寺(前刀啓運住職)の本堂は令和元年に落慶された。新しいお堂の中、お寺の歴史を感じながらの道場となった。法要では各地災害犠牲者追善供養と各地災害復興祈願も執り行われた。続いて『宗門運動結願に思うこと』と題しての前刀住職の法話では、塔婆供養を中心として自分自身が生きた御塔婆になって御題目結縁の風を益々世に及ぼそうと供養の大切さと法華経・お題目の尊さを参加者に説いた。この後、唱題行では各々が一生懸命にお題目を唱えた。檀信徒は法悦に浸る中、境内にある世界平和祈願法界万霊供養塔まで行脚をし、一同で世界平和を祈り無事道場を円成することが出来た。供養塔は岩見妙安法尼が世界平和と戦後の日本復興を祈り、立教開宗 700 年を慶讃し昭和24年に七面山の頂に建立した供養塔を模しており、世界平和と万霊供養の為に立教開宗750年の年に建立された。コロナ禍対策の為、一定規模の参加者及び時間短縮日程の開催ではあったが、立教開宗 800年を目指す御題目の充実した道場となった。
2021年11月17日号
茨城・水戸市妙徳寺 植木英明上人の本葬儀
【茨城】水戸市、宗門史跡 加倉井山 妙徳寺 第五十六世 慈恵院日幹(植木 英明)上人の本葬儀が11月17日、同寺に於いて厳修され、多くの僧侶並びに檀信徒が参列し増円妙道を祈念した。日幹上人は平成14年から同寺の住職として寺門興隆に努めた。宗門内では、第13選挙区宗会議員を務め、日蓮宗の発展に尽力した。この功績により、管内に於いては管内顧問職に就任した。法要に於いては、中川宗務総長が弔辞を拝読するなど、参列者各々が上人の遺徳を偲んだ。