全国の通信記事
2023年3月6日号
茨城・災害対策支部講習会を3年ぶりに開催
【茨城】茨城県災害救援対策支部(相田要練支部長)は、3年ぶりとなる講習会を3月6日、宗務所=星宮寺(相田要練住職)で開催し、教師・檀信徒約100名が参加した。講習に先立ち、管内修法師出仕のもと諸災害犠牲者慰霊・復興祈願の法要を行った。講習では講談師の一龍斎貞鏡師が、「祈りの心」と題して本堂で講談を行った。 師匠でもある父との突然の死別の悲しみを、涙あり笑いありのエピソードを交えて語った貞鏡師。悲嘆を乗り越えた陰にはお題目と家族の支えがあったことを明かし、「まさか」に備える心構えを呼びかけた。貞鏡師は最後に「『まさか』という坂」の由来となった講談「徂徠豆腐」を披露し、会場は盛大な拍手に包まれた。
2023年2月20日号
茨城 北関東教区布教講習会
【茨城】北関東教区主催による布教講習会が2月20日、水戸京成ホテルで開催され、僧侶・寺族約80人が参加した。「新たなる心構え~宗祖750遠忌を見据えて~」をテーマに、日蓮宗伝道推進委員会委員長の奥田正叡師(京都市常照寺住職)より講演が行われ、参加者は熱心に聞き入った。
奥田師は宗門運動の歴史を振り返り、寺離れが進む中で僧侶には誠実さが求められると語った。さらに布教方針「いのちに合掌」を解説し、750遠忌に向けて臨機応変にお題目を布教することを呼びかけた。
会場では災害義援金の募金も行われた。集まった10万円は、トルコ・シリア地震等の被災地復興を願いながら、日蓮宗あんのん基金へ寄託された。
2022年11月25日号
茨城 歳末助け合い募金・唱題行脚
【茨城】布教師会(横川和克会長)は11月25日、土浦市で「歳末助け合い募金・唱題行脚」を行い、僧侶19人が久成寺(三上要玄住職)から約5kmの道のりを行脚した。秋深まる住宅街にお題目と団扇太鼓が響き、何人もの檀信徒が合掌して浄財を寄せた。集まった寄付金132,773円は、「日蓮宗あんのん基金」と茨城新聞社の「愛の募金」へ寄託された。