全国の通信記事
2023年7月20日号
栃木 教師研修会・Only oneのお寺を目指して
【栃木】宗務所は7月20日、宇都宮市妙金寺(野澤智秀住職)で教師研修会を開催し、管内教師・寺庭婦人の24名が参加した。横浜市妙法寺住職、久住謙昭師を講師に迎え、「Only oneのお寺を目指して」と題して講演を行った。家の宗教から個人の宗教へと移り変わり、寺離れが叫ばれる社会でどうやって寺院を知ってもらい、教えを伝えていけばよいのか。その為には本質を変えずに見せ方を変えていくことが大切であると妙法寺での活動を例に挙げて語った。そして一般的な目線を持ち、自分の得意なことから取り組み、周りを照らしていくことが肝要であるとした。自分の強みを考え、寺院に取り入れていく活動の一環として各寺院のキャッチコピー・ボディコピーを考え、それに即した行事や施策を考えるというワークショップを行った。参加者は誰にも分かる・共感できる・活動に参加したくなることを念頭に自坊へと当てはめて考え、発表をした。
2023年6月26日号
栃木 四会合同読誦会
【栃木】6月26日(月)、高根沢町の妙福寺(大森映孝住職)に於いて、栃木県管内の修法師会(大森映孝会長)、布教師会(野澤智秀会長)、青年会(野澤優介会長)、霊断師会(篠原正文会長)の四会による合同読誦会が開催され管内教師10名が参加した。
当日は夏の気配を感じる汗ばむ陽気のなか午後2時から一部経一之巻の読誦、その後には要品、祈祷肝文を読誦し力強い読経を堂内に響かせた。
本年から開催されている四会合同読誦会は四会の会員はもちろん、加行所への入行を予定する教師や信行道場を目指す沙弥と共に研鑽を積むことを目的とし発足され、定期的な開催が予定されている(
2023年6月10日号
栃木・檀信徒協議会総会開催
【栃木】6月10日令和5年度日蓮宗栃木県檀信徒協議会総会が宇都宮市妙金寺(野澤智秀住職)で開催され、管内寺院の総代6人が参加した。
齋藤高蔵栃木県檀信徒協議会会長、野澤壯監栃木県宗務所所長、荒居養雄栃木県協議会議長の挨拶で始まり、役員選出や令和5年度事業計画、檀信徒統一信行会などが主な議題となった。
閉会後、妙金寺副住職野澤朋世師が、差別について講話した。話の中で、元々仏教で使われていた差別(しゃべつ)は人種差別や女性差別のようなマイナスイメージなものではなく、全てのものがそれぞれ持って生まれた形や違う性質、ちからを持って存在していることが差別だと話した。参加者たちは真剣に聞き入っていた。