全国の通信記事
2023年10月3日号
埼玉 護法団参・統一信行会
【埼玉】宗務所(石黒淳明所長)は10月3日に本山妙本寺(鈴木日敬貫首、神奈川県鎌倉市)で「護法団参・統一信行会」を開催。僧侶・檀信徒合わせて191人が参加した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、令和2年より開催を中止していたが今年4年ぶりに再開することになった。
当日は、早朝より県内各地からバスで妙本寺へ向かった。到着後、各号車ごとに記念撮影をした後、祖師堂にて「統一信行会」を行った。法要に先立ち妙本寺の縁起の説明を聞き、次に鈴木貫首から「当山のお祖師様の前で、一生懸命お題目をお唱えしたことをお心の大きな支えにしていただきまして、何事にも負けないでがんばってお互い精進していただければと思います」と話された。
法要開式にあたり「法要導師委嘱の儀」が行われ、鈴木貫首から石黒所長へ払子が手渡され「統一信行会」が開式となった。唱題の時には、参加者全員で繰返し唱えるお題目の声がひとつになり、祖師堂内から境内にいたるまで響き渡った。法要の最後に、石黒所長は挨拶のなかで「うれしい時も悲しい時も、つらい時もあれば楽しい時もありますが、いつでも“いのちに合掌”を合言葉に、お題目とともにお題目に導かれご一緒に精進していきたい」と話した。
法要後、昼食の会場となる鎌倉パークホテルへ移動し、昼食後には鶴岡八幡宮・小町通りなどを自由散策して「護法団参・統一信行会」を終えた。
2023年7月31日号
埼玉 川口市感應寺 第13回寺子屋
【埼玉】7月31日、川口市感應寺(石黒淳明住職)にて第13回目となる「子供修養道場寺子屋」が開催され10人が参加した。開校式、自己紹介、石黒住職「いのち」についての法話に続いて、読経、唱題行太鼓練習と真剣に取り組んだまた、流しそうめん、スイカ割り、ヨーヨー釣りと、暑い中、子供たちの元気な声が一日境内に響いた。閉講式では、修了証が一人ひとりに渡され、家族への感謝の手紙、お供えのお菓子等を持ち、笑顔で帰っていった。
2023年7月3日号
埼玉 寺檀協議会開催
【埼玉】7月3日川口市の妙蔵寺(加藤大貴住職)にて令和5年度寺檀協議会が行われた。予報では雨だったが晴天に恵まれ蝉の鳴き声がこだまする中での開催となった。県内各地より僧侶、檀信徒合わせて100人以上が参加した。午前10時15分より開会式が行われ、
初めに今年度より埼玉県宗務所長に就任した石黒淳明所長を導師に法味言上を行った。
法要終了後、石黒所長、平柳清檀信徒協議会会長、松永慈弘宗会議員の挨拶があり、引き続き本堂にて寺檀協議会総会が始まった。平柳会長(感應寺檀徒)が議長に選出され昨年度の活動と決算、今年度の予算について報告があり承認された。また、この度理事を退任された日坂文男氏(宝蔵寺檀徒)田名網隆和氏(妙仙寺檀徒)中島六郎氏(本法寺檀徒)に感謝状と記念品の贈呈が行われた。
昼食後は、福井県中部布教師会長坂井是真師(妙智寺住職)を講師に迎え「いのちに合掌〜よみがえるいのち〜」をテーマに講演いただいた。坂井師が一昨年急な病から生還した実体験を踏まえ、一度生かされた命を生まれ変わった命と捉え今後どう生きていくかを話され、法華経法話や命についての講演に聴衆は終始圧倒された。
その後は休憩を挟みソプラノ歌手根岸茉由さん、ピアニスト松田理世さんの演奏を鑑賞した。全9曲披露し終演の予定だったが、会場からアンコールが起こりイタリアのオペラが披露され会場は美声の渦に呑み込まれた。
演奏終了後、閉会式に先駆け石黒所長を導師に唱題行が行われ参加者全員が一心に唱えるお題目の声が妙蔵寺本堂に響き渡った。
最後に、会場寺院の加藤大貴住職が「鎌倉伝統仏教の中では日蓮宗は数としては一番少ないが、お題目のご縁のもとこれだけの人数が集まることができた。ぜひこの素晴らしい教えを広めていただきたい」と述べて寺檀協議会全日程を終えた。