全国の通信記事
2023年7月31日号
埼玉 川口市感應寺 第13回寺子屋
【埼玉】7月31日、川口市感應寺(石黒淳明住職)にて第13回目となる「子供修養道場寺子屋」が開催され10人が参加した。開校式、自己紹介、石黒住職「いのち」についての法話に続いて、読経、唱題行太鼓練習と真剣に取り組んだまた、流しそうめん、スイカ割り、ヨーヨー釣りと、暑い中、子供たちの元気な声が一日境内に響いた。閉講式では、修了証が一人ひとりに渡され、家族への感謝の手紙、お供えのお菓子等を持ち、笑顔で帰っていった。
2023年7月3日号
埼玉 寺檀協議会開催
【埼玉】7月3日川口市の妙蔵寺(加藤大貴住職)にて令和5年度寺檀協議会が行われた。予報では雨だったが晴天に恵まれ蝉の鳴き声がこだまする中での開催となった。県内各地より僧侶、檀信徒合わせて100人以上が参加した。午前10時15分より開会式が行われ、
初めに今年度より埼玉県宗務所長に就任した石黒淳明所長を導師に法味言上を行った。
法要終了後、石黒所長、平柳清檀信徒協議会会長、松永慈弘宗会議員の挨拶があり、引き続き本堂にて寺檀協議会総会が始まった。平柳会長(感應寺檀徒)が議長に選出され昨年度の活動と決算、今年度の予算について報告があり承認された。また、この度理事を退任された日坂文男氏(宝蔵寺檀徒)田名網隆和氏(妙仙寺檀徒)中島六郎氏(本法寺檀徒)に感謝状と記念品の贈呈が行われた。
昼食後は、福井県中部布教師会長坂井是真師(妙智寺住職)を講師に迎え「いのちに合掌〜よみがえるいのち〜」をテーマに講演いただいた。坂井師が一昨年急な病から生還した実体験を踏まえ、一度生かされた命を生まれ変わった命と捉え今後どう生きていくかを話され、法華経法話や命についての講演に聴衆は終始圧倒された。
その後は休憩を挟みソプラノ歌手根岸茉由さん、ピアニスト松田理世さんの演奏を鑑賞した。全9曲披露し終演の予定だったが、会場からアンコールが起こりイタリアのオペラが披露され会場は美声の渦に呑み込まれた。
演奏終了後、閉会式に先駆け石黒所長を導師に唱題行が行われ参加者全員が一心に唱えるお題目の声が妙蔵寺本堂に響き渡った。
最後に、会場寺院の加藤大貴住職が「鎌倉伝統仏教の中では日蓮宗は数としては一番少ないが、お題目のご縁のもとこれだけの人数が集まることができた。ぜひこの素晴らしい教えを広めていただきたい」と述べて寺檀協議会全日程を終えた。
2023年3月3日号
埼玉 北関東教区 檀信徒研修道場
【埼玉】令和5年3月3日、令和4年年度北関東教区埼玉県研修道場が、池上本門寺において開催され、僧侶檀信徒あわせて35名が参加した。午前10時半、孝道示現のお祖師様を奉安する大堂にて記念撮影後、菅野日彰貫首猊下よりお言葉を頂戴した。続いて、開講式が行われ須加晃正埼玉県宗務所長を導師に埼玉県声明師会(八代大照会長)出仕のもと法味が言上され、柴清埼玉県檀信徒協議会副会長が代表となり参加者全員でお題目修行に励む「誓いの言葉」が読み上げられた。開講式終了後、埼玉県布教師会(石黒淳明会長)の星光照上人(北関東初の布教院卒業生)をはじめ会員による高座説教が行われ日蓮聖人のご一代記が語られた。午後になり、霊宝殿にて貴重な霊宝・文化財を拝観。その後、埼玉県社会教化事業協会(濱田衞文会長)指導のもと写経が行われた。続いて、本殿にて須加所長を導師に唱題行が行われ堂内にお題目が響き渡った。午後3時半からの閉講式の中で八代大照埼玉県修法師会副会長を修法導師に写経の開眼がされ、須加所長より参加者一人ひとりに信行証が授与され全日程が終了した。菅野貫首猊下の「池上のお祖師様の霊気を感じてください」とのお言葉通り、ご入滅の霊地にて充実した研修道場となった。