全国の通信記事
2023年8月20日号
北海道西 お盆の供物を寄附
【北海道西】8月20日に、尼僧会と寺庭婦人会合同でお盆に供えられた菓子、果物、飲み物と檀信徒からの寄付された5キロのお米、菓子を札幌市母子寡婦福祉連合会会員の115軒の家庭に贈呈した。
この事業は今年で3年となる。受け取りに来た親子は「食べ盛りなのでお米はとても助かります」と喜んでいた。
また、後日にも「今回もたくさんのお菓子、飲み物、お米を下さり、ありがとうございます。姉と母と一緒に頂きます」、「いつもプレゼントをありがとうございます。これからもしっかり勉強していこうと思います」などのお礼の手紙が届いた。今後も両会で協力して支援を続けることとなった。
2023年5月29日号
北海道西 北海道布教師会連合会が研修会
【北海道西】北海道布教師会連合会主催の合同研修会が5月29日、リモートを使用して開催された。
講師には、身延山大学 講師 岡田 文弘先生(岡山県 瀬戸内市 妙興寺)をお招きし「日蓮聖人の説話」をテーマとして、仏教・法華経・日蓮大聖人の説話を中心に、古来より伝承されてきた様々な説話の紹介や、先師の布教に対する影響、教学とは別に広まった教理について講義された。
「捨身供養」といった古来よりジャータカ等で紹介される仏教説話がどのように広まったのか、鳩摩羅什三蔵が荼毘にふされた際に「舌」が焼け残った説話、また「旭が森での御題目を唱えたのは誰が言い出したのか?」といった、誰でも知り得ている逸話の原典を紹介された。仏教説話・大聖人の説話はすぐにでも檀信徒へ伝え教化の手段としてとても優れている。興味深い講義に参加者からは「もっと深掘りして説話を勉強したくなった」という声が上がっていた。
2022年10月23日号
北海道西 美唄市法宣寺で入寺式
【北海道西】冬の訪れを感じる10月23日、北海道美唄市法宣寺において井澤弘賢師の法灯継承式が行われ、僧侶と檀信徒約50名が参列した。法宣寺の関与人である由仁町廣宣寺住職髙橋智山師より払子の授与と、滝川市法栄寺住職傳光道師より辞令伝達が行われ、檀信徒から贈与された法衣と袴を身に纏い厳かに法要が営まれた。
井澤師は、挨拶の中でこれまでの法宣寺と自身の歴史を振り返り「歴史あるお寺の住職として、これまで育てていただいた恩に報いるためにも、責務を全うして参ります。」と述べられ、法宣寺の未来に明るい希望が見えた式となった。