全国の通信記事
2024年2月3日号
北海道東 紋別市妙進寺で節分祈願式
【北海道東】5年ぶりとなる紋別市妙進寺の節分祈願式が2月3日に開かれ、檀信徒など約120人が参列した。令和6年能登半島地震の犠牲者追悼の祈りに続き、檀信徒の健康と漁業の町・紋別の大漁が祈願された。恒例の福豆まきでは、用意した2千個の福豆と祓い餅が用意され、当たりくじの入った福豆を手にした人から歓声が上がった。
2023年10月22日号
北海道東 過疎地域のお会式
【北海道東】雄武町日照寺で10月22日、4年ぶりのお会式が営まれ、檀信徒19人が参列した。オホーツク海に面した同町はコロナ禍により人口の都市流出が加速し、30人ほどあったお会式の参列者が減少した。地方の高齢者の移動の頼みの綱ともいえる車の免許返納も参列者減少の一因になっている。それでも参列者皆がお会式の再開を喜び、大きな声でお題目をお唱えした。過疎化が進む地方寺院はこんな人たちによって灯が保たれている。
2023年10月13日号
北海道東 釧路市法華寺でお会式
【北海道東】釧路市法華寺で10月13日に第742回お会式が営まれ、檀信徒約50人が参列した。説教師は室伏見秀住職の実弟で池田町妙経寺住職の室伏見真師が務めた。見真師の説教は「このまま大人になって幸せなのか? 楽しいのか?」という10歳の子どもの問いかけに答える形で進められ、やがて来る老いに向け楽しみや趣味を持つことの大切さが説かれた。尊いいのいちの輝かせ方を示す説法に、参拝者からうなずく声があがった。