全国の通信記事
2021年2月16日号
北海道東 中湧別町光照寺の宗祖降誕800年慶讃法要
【北海道東】中湧別町光照寺の宗祖降誕800年慶讃法要が2月16日に営まれ、檀信徒25人が集まった。管区の北端となる遠紋地区は医療施設が充実していないことなどもあって、新型コロナウイルス感染には神経質になっている。そのため慶讃法要の準備には慎重を期して臨んだ。またこの日は北海道地方に低気圧が発生し猛吹雪となった。このような状況で、参列をあきらめて自宅の仏壇の前で手を合わせることになった檀信徒も多数いたようだ。参列した役員以下の檀信徒は、時節柄大きな声でお題目は唱えられなかったが、参列をあきらめた人分までも心の中で大きなお題目を唱えた。お題目に感謝し、身の引き締まる感慨深い1日となったことだろう。
2019年10月30日号
北海道東 第30回北海道東部交通安全キャンペーン
【北海道東】修法師会(久富慈順会長)と、青年会(内山智伸会長)は10月30日、釧路市合掌寺(佐々木光照住職)において「第30回北海道東部交通安全キャンペーン」を共催し、僧侶檀信徒合わせて約30名が参加した。
はじめに市内の交通事故物故者を慰霊するため、青年会が約7キロの距離を唱題行脚し、その後、修法師会による交通安全祈願法要が行われた。
佐々木住職は「修法師会と青年会の皆様のおかげで、釧路でも事故の多いこの場所で唱題行脚、交通安全祈願法要を行って頂いたことに感謝いたします。」と述べた。
また檀信徒からは「大勢のお上人に来て頂き大変ありがたかった。これからも交通安全に心掛けていきたいです。」と感想を語った。
2019年10月27日号
北海道東 十勝組寺お会式和讃奉唱
【北海道東】十月二十七日、十勝組寺会(大沼公経会長・音更町妙源寺住職)は芽室町実勝寺(内山智伸住職)において「第十七回お会式和讃奉唱」を開催した。
九か寺の組寺が和讃の研鑽と檀信徒の交流を兼ねて平成十五年から始めた取り組みで、今年で十七回目となる。
当日は約百二十名の檀信徒が十勝管内から集い、報恩感謝の気持ちで統一和讃を奉唱した。
八十キロ離れた町からの参加者は、「同じ十勝に住んでいても、この様な機会が無ければ、他のお寺にお参りすることはなかなか難しい。お寺の行事にこれからも積極的に参加したい」と語った。