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2023年8月20日号

北海道西 お盆の供物を寄附

北西230920【北海道西】8月20日に、尼僧会と寺庭婦人会合同でお盆に供えられた菓子、果物、飲み物と檀信徒からの寄付された5キロのお米、菓子を札幌市母子寡婦福祉連合会会員の115軒の家庭に贈呈した。

この事業は今年で3年となる。受け取りに来た親子は「食べ盛りなのでお米はとても助かります」と喜んでいた。

また、後日にも「今回もたくさんのお菓子、飲み物、お米を下さり、ありがとうございます。姉と母と一緒に頂きます」、「いつもプレゼントをありがとうございます。これからもしっかり勉強していこうと思います」などのお礼の手紙が届いた。今後も両会で協力して支援を続けることとなった。

2023年7月28日号

北海道南 函館市妙心寺修練道場

北南230818②修養【北海道南】令和5年7月28日から2泊3日で函館 臥牛山妙心寺主催の第39回修練道場がお函館青少年研修センター「ふるる函館」にて小学1年生から中学1年生までの24人が参加し開かれた。また、子供達の他にも道場を経験した中学2年生以上のOB・OG昨年よりコロナ対策を行いながら再び開かれた修練道場だが今年もコロナ対策を行いながらのものとなった。

1日目は受付を終えた後は妙心寺鬼子母神堂にて住職が2泊3日の安全を修法にてきがんした。体育館にもどり自己紹介。恥ずかしがる子、元気に大きな声を出せる子と個性がみえてくるがスタッフも加わりみんなでリレー・ドッジボール自由時間と交流を深め直ぐに仲良くなる。半日は瞬く間に過ぎ夕食を迎える。毎食唱える食法を大きな声で唱え食事をとる。修練道場を何回も経験している子は食法の紙を見ずに覚えている子もいる。その後は元気に遊び汗だくとなった体を友達とお風呂も一緒に楽しく終え就寝となる

2日目は妙心寺本堂にて朝勤、ラジオ体操、朝食の後、日々の親・家族への感謝。いつも当たり前に過ごしてきた中に感じる子供たちそれぞれの家族への気持ちをこの修練道場を機会にハガキで伝えた。午後からは猛暑を配慮しいつもなら近くの公園で体を動かすのだが熱中症・熱射病・脱水症状そしてまだ安心できない新型コロナの対策も踏まえて急遽予定を変更し境内地にて水遊びをおこなった。OB・OGもスタッフも子供たちに混ざりびしょ濡れになって遊んだ。そしてこの日の夕食はジンギスカン・焼きそば等。暑さの中、炭火でスタッフが準備した。修練道場は日頃接することのない違う学校に通う子供たちの交流の場だけでなく子供たちが仏教に触れる・感じることに意味を持つ。毎回スタッフとして参加している青年僧が子供たちに話をする。今年は函館・龍王寺の重職 山本光学上人が「優しさと思いやり」をテーマに優しさと思いやりの違いとは何かを子供たちに問いかけ、点字ブロックの生みの親、三宅さんの兄弟の話を例に挙げながらその意味を考えてもらい、そのうえで親への感謝と将来の夢を発表してもらい希望をもって生きてほしいと伝えて法話を終えた。

最終日も本堂にて朝勤・ラジオ体操終え朝から元気に食法を唱えてからの朝食。その後は修練道場の思い出の一つとなる工作。今年はマジック貯金箱を子供達それぞれの感性を発揮しスタッフも手伝いながら作成した。修練道場の終わりは妙心寺で行われている水子供養祭に子供達も参加し御宝前に一輪の花を供え焼香をする。その後終了証書を住職が子供達一人一人に手渡し昼食をとりみんなで最後まで楽しい時間をすごした。

妙心寺住職 若松誨泉上人は「新型コロナウイルス影響の影響により昨年から再開刺せて頂いておりますこの道場も39回目を迎えることができました。昨今懸念されております過疎化や寺離れの問題など、宗門においてもおおきなかだいとなっております。そんな中少しでもお寺との距離を縮め、お寺とは気兼ねなくいつでもお参りに来れる場所である事をわかって頂きたい。生きている私たちの為にお寺があるということを40年間子供達にお話ししてまいりました。これからも子供たち教化の為に道場を続けていければとおもいます」とお話しされていました。

2023年7月9日号

十勝地区檀信徒協議会が研修会

北東230715【北海道東】七月九日、十勝地区檀信徒協議会(以下協議会)は、大樹町顕法寺(鈴木智善住職)において、十勝地区檀信徒研修会を四年ぶりに開催し、信徒約四〇名が参加した。

会長の片桐明氏(芽室町実勝寺檀徒)は、「コロナの五類移行に伴い、四年ぶりの開催となった。皆様にお会いできて本当に嬉しい。未だ参加を制限しての開催ではあるが、ご参加の皆様と共に、今日一日しっかりと学びたい。」と述べた。

前回までは午前一部、午後二部の三部構成だったが、今回は、午前一部と午後一部の二部構成となった。

午前は宗務所の伝道担当委員より、布教方針「いのちに合掌」をテーマに講義が行われた。宮沢賢治の『雨ニモマケズ』の詩をもとに、「肉体としての命にはロウソクの灯火の様に限りがある。善因善果の精神で、その灯火を灯すことが大切」とした内容の講義だった。

午後は日蓮宗常任布教師の森脇智亮師による高座説教で、繰り弁「由比ヶ浜」「大乗坊日澄」「堀之内由来」の祖伝外伝が、格調高く三本立てで語られた。

顕法寺の総代、関谷祐一さんは「私達の寺で研修会が開かれたことを、大変誇りに思う。生きていく上で大切な「いのちに合掌」の精神を深く学べ、また貴重なお説教も聞けて感激している。大変ありがたかった。」と語った。

次の協議会の行事は、十月九日(月)に、池田町妙経寺で開かれる、組寺檀信徒による統一和讃の合同奉唱、「お会式和讃奉唱」となる。

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新年のご挨拶。

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