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2024年4月8日号

神奈川3・厚木市妙傳寺で釈迦堂耐震工事完成式典

神三240421②【神奈川3】日蓮大聖人星下りの霊蹟で知られる厚木市上依知の妙傳寺(宇都宮教侃住職)では、四月八日灌仏会に合わせて釈迦堂の耐震改修工事完成式典が行われた。厚木市指定有形文化財である釈迦堂には、総本山身延山久遠寺と能登の本山妙成寺と同じく丈六の釈尊立像がお祀りされている。
釈迦堂の由来は約三百二十年前、当時の住職が江戸幕府に禁じられた「不受布施」の教義を唱え、廃寺となった。その後二回にわたり星下りの奇瑞が現れ、伝え聞いた水戸光圀公が幕府に復興を要望され、常陸の加倉井妙德寺より日遥上人を派遣し妙傳寺が再興された。その時に建立されたものである。
そしてこの度、来るべき大地震に備え、住職檀信徒一丸となり大事業を完遂した。
宇都宮住職は「檀信徒のご理解ご協力を得て耐震化が実現し、感謝しております。霊蹟を守ってきた人々の想いを大切に、これからも妙傳寺が栄えるよう努力致します」と感謝・決意を述べた。

2024年3月26日号

神奈川3・檀信徒協議会研修会

OLYMPUS DIGITAL CAMERA【神奈川3】三月二十六日(火)檀信徒協議会(皆木孝常会長)は僧俗百余名参加のもと、グランドホテル神奈中平塚で研修会を行った。
午前十一時、山﨑浩道宗務所所長・皆木孝常檀信徒協議会会長が参加の檀信徒に向け挨拶を行い開会。午前の部は真打の落語家の柳家㐂三郎師(やなぎやきさぶろう)を招き落語が披露された。㐂三郎氏は神奈川県厚木市出身ということもあり管内、また本宗にも縁が深く、その軽快な話しに会場からは終始笑い声が絶えず沸き起こっていた。
昼食の後、午後の部では宮城県仙台市妙法結社教導阿部錬雄師の講演が行われた。病気がちだった幼少期に本宗教師であった叔母の指導で毎朝水行を続け、徐々に体調が回復に向かったことが縁となり僧侶となった阿部師。お題目により生かされてきた命を活かすことを自らの使命として、四十年以上に亘るお題目の実践布教を続ける師の話に参加者の聞き入る姿が見られた。
午後二時半、成川文優宗務所副所長が謝辞を述べ閉会となった。

2024年2月17日号

神奈川3 下津行輝師帰山式

神二240226帰山式①【神奈川3】二月十七日(日)、小田原市・済度山法船寺にて、下津行輝日尚上人・日蓮宗第荒行堂結 界修行第五行皆伝帰山奉告式が執り行われた。 午前九時三十分、同行僧八名・檀信徒と共に日尚師の帰山を祝う多くの檀信徒が唱えるお題目の行列で 帰山。 続けて午前十時より、境内五重塔前にて水行式が行われた。 午前十時三十分、日尚師の帰山を祝し参列者四十名を超える寺族・檀信徒が参列するなか、本堂にて帰 山奉告式を厳修。 式に先立ち、神奈川一部修法師会長菅野海應師より許證、山﨑浩道宗務所所長より修了証、日蓮宗加行 所副伝師齋藤憲弘師より五行皆伝傳師相承の認証証と御本尊、神奈川三部修法師会長小泉海文師より全 堂副代表感謝状授与がなされて帰山奉告式が開式。 式中、帰山奉告文にて、日尚師は「平成八年、二三歳で初行し、二七歳再行、三三歳三行、三八歳四行 を成満して以来十二年の歳月ながれ、本年五十一歳にて五行伝師僧正を無事成満せり、二七年の長き年 月に渡り住職として留守すること五度、檀信徒に迷惑不安を与えながらも本日無事成満できること、知 恩報恩の恩に報いることを忘れることなく、これよ先の修法道、僧道を人として一心専念に捧げたくご 宝前において誓い申し上げるものなり。縁ある各聖、五度の修行できる健康なる体を授けし亡き父母、 留守を守し妻子に感謝申し上げる帰山報告の文文とするものなり」と法船寺御宝前に誓願された。 奉告式の最後に山﨑所長、小泉修法師会長が祝辞を述べ、続けて日尚師より「当山に入寺して四ヶ月後 に初行入行、檀信徒の方々にはこれまで五度の入行にご理解ご支援を頂いたことへ厚く感謝を申し上げ る。二七年間五回の修行で八百人以上の同行僧など様々な方との出会いがあり、多くの方の支えがあっ た。五行は互いの行であり、悟りの行、お互い様の行、多くの方の御恩に報いるため何ができるのか答 えはまだ見つかっていないが、少しでも多くのお返しができるよう自分自身の肝に宇命じ励んでいきた い。」と謝辞があった。 今後の下津行輝日尚師の更なる活躍を、そして法船寺の寺門繁栄が感じられる一日であった。

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新年のご挨拶。

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