全国の通信記事
2023年3月3日号
神奈川2 檀信徒信行講習会
【神奈川2】3月3日に檀信徒協議会(岩瀬厚会長)ならびに宗務所(楠山泰道所長)主催の檀信徒信行講習会として身延山久遠寺団参を開催し、教師と檀信徒220名が参加した。大本堂にて楠山所長を導師として身延山開闢750年慶讃法要を厳修し、身延山副総務・浜島典彦共栄部長より法話を頂いた。その後、御真骨堂と御廟所を参拝した。楠山所長は「3期12年皆様のご協力により勤め上げることができました。コロナ禍で大人数の活動が制限されていたが、最後に皆様と祖山に参拝ができて有難い。」と挨拶した。参加者も久しぶりに身延山を参拝することができて喜んでいました。
2023年2月23日号
神奈川2 『平和の祈りの式典』
【神奈川2】鎌倉市安国論寺(平井智親住職)で二月二十三日、世界平和と戦争犠牲者を追悼する『平和の祈りの式典』~ウクライナ侵攻一周年~が開催された。宗教の壁を越え、時宗、天台宗、臨済宗の僧侶や、カトリックのシスター、プロテスタントの牧師数名、加えて、鎌倉市在住のウクライナ女性と一般参列者含め約三〇名が参列した。
法要では、仏式による祈りと、キリスト教による祈りが奉じられた後、参加者全員による黙祷が捧げられた。閉式の辞で平井住職は、「このロシアによるウクライナ侵攻は、開戦当初、遠い二つの国による出来事であると思っていました。しかし、この一年を振り返ってみて、この戦況がエネルギー問題や食糧問題を生み、全世界に作用し、我々庶民にも大きな影響を与えていることに驚いています。
今現在世界各地で起こっているすべての事柄、事象が、直接的ではないにしろ、すべて私たちに繋がっている。これを仏教では縁といいます。本日ここに集まられた皆様は、偶々出会った訳ではなく、縁があったからこそ出会うことが叶い、大切な関係を結ぶことが出来ました。この縁の思想を弘めていくことによって平和への第一歩となれば幸いです。これからも戦争が起きないように、傷つき命を落とす人がないようにこれからも共に祈って参りましょう」と述べた。
法要終了後、参加者で記念撮影し、茶話会を披いて懇親を深めた。
2023年2月19日号
神奈川2 木村佳奨師帰山式
【神奈川2】2月19日、茅ヶ崎市・信隆寺(木村邦佑住職)にて木村佳奨師は遠壽院大荒行堂成満帰山奉告式を奉行し、僧侶・檀信徒140人が参列した。
近隣の上国寺より檀信徒と共に行列を行い、歴代墓にて一読した後、水行式を行った。
3名の修行僧と共に帰山奉告式を奉行し、報告文を御宝前にて力強く読み上げた。その後、伝師部行監の中村寛秀師も出座し大衆法楽を厳修した。
祝辞では中村寛秀師より「檀信徒をはじめ支えて頂いた方々に少しづつ恩を返し、百日間修行した成果を発揮し信隆寺興隆の為に励んで頂きたい。」とお言葉を頂いた。
木村佳奨師は「檀信徒の皆様のお顔と出発式にて頂いた言葉を思い出し厳しい修行にも励むことができました。そして、無事帰山式を迎えることができました。支えて頂いた恩をこれからは皆さまに返していきたい。」と謝辞を述べた。