全国の通信記事
2023年2月16日号
神奈川1 野々村匡弘師帰山奉告式
【神奈川1】令和5年2月16日、相模原市顕正寺(野々村光正住職)において野々村匡弘師の、日蓮宗大荒行堂初行成満帰山奉告式が、晴天のなか営まれ約100名の檀信徒が参列した。
午前10時より荒行僧6名による帰山行列が組まれ、本堂前にて一読、檀信徒、並びに出仕僧の記念撮影が行われ、本堂前にて水行式がとりおこなわれた。
11時より、帰山奉告式が行われ、奉告式後には、寒壱百日の修行にて培った木剣加持を行い、力強い御祈禱を受けた檀信徒は、皆感激されている様子だった。
奉告式での謝辞では、「想像以上に厳しい修行で、なんども心が折れそうになったが、家族や檀信徒の皆様の声援思い出し頑張る事ができた、これからも皆様のご期待に添えるよう精進していきたい」と、感謝の意を述べ、今後の益々の精進を誓った。
2022年8月26日号
神奈川1 大岡川施餓鬼法要流灯会
【神奈川1】令和4年8月26日。横浜市中区末吉町の「旭橋」際の大岡川河畔で、立正和協会(片沼顕修会長)主催の大岡川施餓鬼法要流灯会が営まれ、来賓僧侶7名と寺庭婦人会・檀信徒数名が参列した。
立正和協会では、戦後まもなく昭和23年より継続してこの法要を行っているが、昨年と一昨年は新型コロナウイルス感染症の影響により、大岡川での開催は叶わず、同会の役員による東京湾本牧沖での灯篭流しが行われた。74回目を迎えた今回は、3年ぶりに大岡川で法要が営まれた。
この法要では、戦没者、関東大震災や近年頻発する地震・風水害等の天災の物故者、交通事故・水難事故等の都市災害の物故者、祖先を始めとする過去因縁の一切の精霊の供養のために、施餓鬼法要を営み、法号・名前などを書いた灯籠を流す。
午後6時前、会長導師のもと施餓鬼法要が開式。導師の表白文後、自我偈の転読。檀信徒や道行く人のお焼香が始まると同時に、川に浮かべた船から、約200基の灯籠が一つずつ丁寧に放たれた。自我偈やお題目が響き渡る中で、色とりどりの灯篭が、風に煽られながら、ゆっくり列を描き、集まったり離れたりしながら、大岡川を下った。 横浜の喧騒を忘れさせる雰囲気の中、道行く人々も足を止めて、手を合わせ、お題目を唱えながら、灯籠の行く末を見守り、諸精霊に供養の気持ちを手向けていた。
2022年7月30日号
神奈川1 寺子屋de夏休み
【神奈川1】令和4年7月30日に顕正寺(野々村光正住職)で神奈川県第一部日蓮宗青年会(倉多亮延会長)主催「第39回夏の少年少女修養道場寺子屋de夏休み」が開催され、4人の子供たちが参加した。3年ぶりの開催となった今回は、新型コロナウイルス感染対策を十分に講じ、規模を縮小して日帰り開催となった。
レクリエーションでは、竹団扇・竹トンボ作り体験を行い、竹トンボを使ったゲームをして楽しんだ。昼食時、食法・食事所作を学び、お清めを実践した。修行の時間では、お焼香所作を学び、腕輪数珠・お守り作りを行った。閉会式では子供たちが作った腕輪数珠・お守りの開眼修法が行われた。保護者が見守る中、参加者は1人ひとりお題目をお唱えし、学んだお焼香所作を披露した。