全国の通信記事
2023年10月11日号
福岡 豊前組・お題目の集い
【福岡】豊前組は10月11日、香春市蓮華寺(松代邦義住職・豊前組副長)において、統一信行「お題目の集い~日蓮聖人第750遠忌発願法要~」を開催した。
法要に先立ち、講談師の田辺銀冶師による日蓮聖人御一代記が演じられた。
8年後の令和13年、日蓮聖人第750遠忌に向けての出発の法要として発願法要と題し、皆が心を一つに法要が執り行われた。
法要後、刀禰義弘所長(門司 大雄寺住職)の挨拶があり昼食となった。
その後、午後1時より講談師の田辺銀冶師による『英国密航』、田辺鶴英師による『介護講談』が設けられ会場は沢山の笑いに満ちた。
最後に松代副長より「日蓮聖人第750遠忌に向けてこれから団参、企画等考えていきますのでよろしくお願いいたします。また8年後も皆さん元気で会いましょう。」と話され閉式となった。
2023年9月12日号
福岡 龍口法難・読誦祈祷会
【福岡】9月12日、福岡県修法師会(佐野前明会長)は日蓮聖人銅像護持教会(立野良顕主管)にて龍口法難・読誦祈祷会を行い僧侶、檀信徒50人余りが参加した。
昨年までは、コロナ禍もあり野外にて行われていたが、コロナ禍も収まり連日の猛暑もあって本堂にて4年ぶりに執り行われた。13時より佐野会長を導師に読誦祈祷会が始まり、終了後には佐野会長によるお話があり修法と山岳信仰についてお話があり参列の皆様も大いに盛り上がった。
その後、本堂内陣にて特別祈祷があり4年ぶりに撰経を当ててのご祈祷となった。
参列者からは後日、内陣にて修法師が自我偈を檀信徒に寄り添いゆっくり読んだことに感激の手紙も送られてきた。
「銅像様の本堂内陣にて自我偈を修法師の皆様と一緒にお唱え出来て心に響きました。」と
常々、佐野会長が「せっかく遠方より足を運んでいただいたので、何か一つでも功徳をしっかり持って帰って、来年お越しになる時にはお友達をお誘いいただき、このお堂を満員にしていただきたいと思います。そうすることによって世界が平和になります、自分だけではなく皆が平和になります、それが立正安国の精神です。」と言われていた心構えが檀信徒にも浸透してきたようだ。参列の人が来年はさらに増えることだろう。
2023年9月11日号
福岡 第38回福岡県寺庭婦人会研修道場
【福岡】寺庭婦人会(刀禰維子会長・門司区 大雄寺)は、九月十一日福岡市内の博多サンヒルズホテルで、第三十八回福岡県寺庭婦人会研修道場を開催した。
挨拶で刀禰維子会長は「本日は、『あなたは子どもに何を遺せますか』という演題で 著書に、はなちゃんのみそ汁で有名な安武信吾さまを講師にお迎えしています。私たち寺庭婦人はお寺に何を遺せますでしょうか。ということを考えながらお話を伺いたいと思います。」と話された。
続いて来賓の刀禰義弘宗務所所長(門司区 大雄寺住職)、佐野前延宗会議長(うきは市 本佛寺住職)が挨拶された。
その後、安武信吾氏を講師に「あなたは子どもに何を遺せますか」と題し講演が行われた。
安武氏の妻の千恵さんは家族の台所から世界が変わることを発信したいと願い続けた。癌に侵されながらも、子供の為に何ができるかを思い続け、食べることは生きること、一人でも生きていく力を身につけるために当時五歳の娘のはなさんに、みそ汁の作り方を教えた。台所に立って、社会を見る眼差しを育てたい、出来るだけ多くの子供たちに台所に立ってほしいという願いを持っていた。千恵さんの綴ったブログを基に生きること、命の意味、食の大切さを話された。
講演後、参加者からたくさんの感謝の言葉が溢れ、あらためて食について見つめ直す機会となった。