全国の通信記事
2024年4月2日号
大分 少年少女のびのび道場
【大分】日蓮宗大分県青年会(上木龍雄会長)主催の「少年少女のびのび道場」が4月2日から3日までの1泊2日、杵築市の延隆寺(首藤泰隆住職)で開催された。
コロナ禍の影響で4年ぶりの開催あったが大分県内や北九州市から27名の小中学生が参加した。
今年の道場では、「一緒にお経を唱えよう」「お経のお話」「唱題行」などのプログラムが組まれ、またレクリエーシ野外活動では「しっぽ取りゲーム」や「温泉施設の見学」など楽しく学べる内容となった。夜には境内で「バーベキュー」や「お楽しみパーティー」を行い懇親を深めてもらい楽しんだ。更に県内在住のアーティストのラクガキヤマコ氏に似顔絵を描いてもらい参加者も喜んでいた。
プログラムの最後には花まつり法要が執り行われ、迎えに来た保護者は子ども達の成長した姿に感動し、笑顔で帰って行った。
2024年2月18日号
大分 廣田千城師の帰山奉告式
【大分】令和6年2月18日、大分市妙親寺(廣田学良住職)にて、第再行廣田千城師の帰山奉告式が行われた。大分、熊本から入行した2名の行僧と共に帰山した千城師は、成満を待ち望んでいた多くの檀信徒に迎えられた。式に先立ち、唱題行列、日蓮聖人像前で水行が執り行われ、御宝前での帰山奉告文では、千城師の枯れ切った声が堂内に響き渡り、その声から厳しい修行だったことが伺え、参列者は真剣に聞き入っていた。最後に、特別祈祷が行われ、暖かな天気に恵まれた帰山奉告式を締め括った。
2023年10月29日号
大分 杵築市延隆寺で落慶法要
【大分】杵築市延隆寺で庫裡の新築、駐車場整備、本堂壁修復の落慶法要が10月29日に営まれた。県内外の僧侶と檀信徒約100名が参列し事業の完遂を祝った。稚児行列には約15名が参加し法要を華やかに盛り上げた。首藤泰隆住職は「強制的な寄付を募ることなく、皆様の心からの寄付だけで完成することができ感謝の気持ちでいっぱいです。これからも檀信徒のため、地域のために信仰を守り続けていきたい」と述べた。当寺総代からも「住職から寄付についてのお話を聞いた時は正直不安だった。しかし住職の頑張る姿を見て檀家や地域の方々、さらには住職を慕う全国の方々から沢山の寄付が集まり、無事にこの日を迎えることができた」と感謝を述べた。新しい庫裡の玄関には首藤住職の描く可愛らしい御朱印などが飾られ、参拝に来た方々を温かく出迎えている。