全国の通信記事
2024年4月2日号
大分 少年少女のびのび道場
【大分】日蓮宗大分県青年会(上木龍雄会長)主催の「少年少女のびのび道場」が4月2日から3日までの1泊2日、杵築市の延隆寺(首藤泰隆住職)で開催された。
コロナ禍の影響で4年ぶりの開催あったが大分県内や北九州市から27名の小中学生が参加した。
今年の道場では、「一緒にお経を唱えよう」「お経のお話」「唱題行」などのプログラムが組まれ、またレクリエーシ野外活動では「しっぽ取りゲーム」や「温泉施設の見学」など楽しく学べる内容となった。夜には境内で「バーベキュー」や「お楽しみパーティー」を行い懇親を深めてもらい楽しんだ。更に県内在住のアーティストのラクガキヤマコ氏に似顔絵を描いてもらい参加者も喜んでいた。
プログラムの最後には花まつり法要が執り行われ、迎えに来た保護者は子ども達の成長した姿に感動し、笑顔で帰って行った。
2024年3月29日号
佐賀 人権研修会
【佐賀】武雄市円満寺は3月29日、宗務院と佐賀県宗務所共催で差別戒名について研修会を開催し、宗務院より人権推進委員と管内の教師寺庭婦人30名程が参加した。
同寺では浄土宗より授与された差別戒名を改号し、宗務院と行政と一体となって墓石を取りまとめ供養塔を建立し菩提を弔ってきた。
研修に先立ち法要が営まれ、市役所職員や関係者が参列し法味を捧げた。
講師を務めた池永英寛住職は差別墓石について昭和63年より取り組んできた経緯を語たり参加者は熱心に耳を傾けた。
結びに「これまで沢山の方々のご協力のおかげで事業を円成することができた」と感謝の言葉を述べた。
研修後は多数の質問が飛び、有意義な意見交換の場となった。
奇しくも同日は供養塔建立開眼日(平成6年3月29日)より30年の節目に当たり不思議なご縁を感じる1日となった。
2024年2月21日号
熊本 山野芳則師帰山式
【熊本】令和6年2月21日(水)熊本県八代市浄信寺(山野貫雄住職)において初行山野芳則師の帰山奉告式が管内外から多くの僧侶、檀信徒が参列した中、執り行われた。
当日は雨のため行列は見送られたが、九州内同行僧7名との水行や読経には迫力と力強さがあり、檀信徒も驚いていた。また、芳則師の声がかれ、大きな声でお経を読む姿、ご祈祷の迫力に檀信徒は大変な修行をして帰ってきてくれたと感動していた。
謝辞にて芳則師は、この修行での寺族への感謝、檀信徒への感謝を声をつまらせ涙しながら語っていた。
その後、参列した方へ特別祈祷が行われ、修行の力を遺憾なく発揮し各人の所願成就を祈念した。