全国の通信記事
2020年11月5日号
愛知三河 声明師会が人形供養祭
【愛知三河】声明師会(林海靖会長)は西尾市眞正寺(若山真洋住職)で11月5日、人形供養祭を行った。6名の会員僧侶が出仕した。
穏やかな秋晴れのもと、三河各地よりお預かりした、雛人形や五月人形、ぬいぐるみ、古くなった御守や仏壇、位牌等。読経、お清め、祈祷と抜魂報恩の法要を行った。
林海靖会長(豊田市妙見寺住職)は「今回はコロナ禍において少人数での供養祭となったが、様々な思いがこもっている人形等と気持ちよくお別れができる機会、途切れることなく毎年続けていきたい。」と語った
2020年11月4日号
岐阜 金華山題目塚法要
【岐阜】11月4日金華山題目塚奉賛会(岐阜市妙照寺住職堀智仙会長)は、題目塚慰霊法要を行った。
管内関係各聖・檀信徒約40名が寒空の下参列した。
法要に先立ち青年会の唱題行脚、修法師会より野々垣泰仁会長(蓮国寺住職)を修法導師に平和祈願が行われ、堀智仙会長導師のもと慰霊法要を厳修した。
法要後、傍島智秀宗務所長の挨拶又、布教師会より橘内秀徳上人(正興寺住職)の法話が今年度の大河ドラマ「麒麟がくる」にちなみ行われ参列者が熱心に拝聴した。
2020年9月20日号
愛知尾張 一宮市妙法寺七面堂開堂法要
【愛知尾張】一宮市一乗山妙法寺に於いて9月20日、七面堂開堂法要が執り行われた。元々山内に本堂とは別にあった七面堂は、老朽化により再建される運びとなった。本来なら4月11日に開堂法要を予定していたが、新型コロナウイルスにより延期となっていた。9月に入り感染状況を踏まえ、お堂が密にならないよう対策を施し、今回、彼岸会法要に先立って無事、開堂法要が厳修された。新たに塗り直された七面大明神、三十番神、子安鬼子母神、お万の方の尊像に副住職・河村泰政上人修法導師の下、法楽加持が行われ、その後、5座に分けて参詣者をお堂に招いて大衆法楽が行われ、参加者60名が新たなお堂で、七面大明神と対面、副住職の御祈祷を受けた。住職・河村廣嗣上人は「旧お堂は老朽化により倒壊の恐れがあった為、代々続いてきた信仰の場を失くすわけにはいかないと再建を志し、本日無事開堂供養を厳修することが出来ました。今後はより一層身近に感じてもうえるよう精進してまいります」と語った。参加者の一人からは「順延はされたが立派なお堂が出来てありがたい」と喜びの声を聞く事ができた。コロナ過に於いて何もかもが簡素化、簡略化されてしまう今、しっかりと妙法寺の法燈を次世代に繫ぐ住職の決意と、ようやく七面大明神が遷座され喜びを感じる檀信徒が一体となり、妙法寺寺族檀信徒の強い絆が現れた開堂法要となった。