全国の通信記事
2022年5月18日号
長野 飯山市本光寺法灯継承式
【長野】飯山市本光寺で5月18日、第28世石井要照師から第29世田中要啓師への法灯継承式が営まれ、檀信徒ら約60人が参列した。
新住職となった田中師は、「飯山は豪雪地帯。今年の積雪は2mを超え、雪の重みで木が何本も倒れた。このような気候風土の中で400年もの間引き継いで守られてきた歴代住職・関係者のご功績に対し深く敬意を表すとともに、今後は自分の番、大きな責任を感じるが引き続き日々精進して参ります」と誓った。
石井前住職は謝辞で、40年もの間住職として務めてこられた思いと併せ、住職を支え
二人三脚で護寺に尽力された奥様の内助の功へも感謝の言葉が贈られた。
2022年5月8日号
長野 千曲市法輪寺で法灯継承式
【長野】千曲市法輪寺で5月8日、第21世中澤要良師から第22世中澤要翠師への法灯継承式が営まれ、僧侶や同寺護持会役員・檀信徒ら約150人が参列した。
50年間、住職として修養会の発足、本堂屋根改修や大客殿・庫裡の新築工事など寺門興隆に尽力した要良師は「地域にひらかれたお寺を目指してやってきました。50年間務められたのは檀信徒のお陰です」と謝辞述べた。
要翠新住職は「改めて歴代住職が取り組んできた地域を大切に、人が集まりやすいお寺を引き続き目指していきたい」と力強く語った。
法要に先立ち行われた入寺行列においては、大勢の地域の人が沿道にあふれ、行列を見守った。檀信徒による万灯・チビッコ万灯が新住職の門出に花を添えた。
2021年6月5日号
長野 富士見町眞福寺で入寺式
【長野】長野県諏訪郡富士見町の眞福寺において6月5日に入寺式がとり行われた。新型コロナ感染拡大防止のため人数を制限したが、僧侶や同寺護持会役員、檀信徒ら45人が参列する中、小林尭顕上人が第54世住職として法灯継承した。1985年に法灯を継承した第52世の玉田寛清上人が2017年に遷化。小林新住職は一昨年から副住職と実務に励み、身延山のつとめを終えて住職に就任した。僧侶や寺関係者らと列をつくり、日蓮上人が説法をした時に使ったとされる「高座石」から寺まで行進。多くの区民が沿道に出て行列を見守っていた。小林住職は「眞福寺の長い歴史の中の一人に名を連ねられたこと、歴史を継承されてきた上人に感謝します。精一杯務め、お寺を盛り上げたい」と語った。護持会長の佐伯典彦さんは「待ちに待った新住職。若いご夫婦に入っていただいて感謝している。お寺と協力し、楽しみな眞福寺にしていきたい」と話した。