全国の通信記事
2022年2月16日号
愛知名古屋 日蓮宗大祈祷会
【愛知県名古屋市】修法師会(藤浩一会長)は2月16日に、会長の自坊である東区浄蓮寺において、-世界立正平和祈願- 日蓮宗大祈祷会を修法師会会員出仕のもと開催した。
当初コロナ禍ではあるが、6座に分けて檀信徒へ特別祈祷の予定をしていたが、蔓延防止等重点措置期間にあたったため、本年は無参拝での開催となった。
出仕した会員はマスク着用・アルコール消毒・堂内換気等の感染対策を徹底した。
午前中の寒空の下、開式とともに有志会員による水行の声がこだまし、堂内では読経が始まった。雪が風に舞う午後も水行に始まり、その後に本堂において「世界立正平和祈願法要」が厳修され、堂内には一日中読経の声が響き渡り、日蓮聖人への報恩感謝も捧げられた。
2022年1月22日号
愛知名古屋 寒修行会
【愛知名古屋】日蓮宗名古屋青年会は1月22日、毎年大寒の時期に行う「寒中修行会」を、中村区常泉寺(矢島文昭住職)を会場に開催した。
今年はコロナ禍ではあったが、マスク・アルコール・換気等の感染対策をして檀信徒約30人が参拝した。
青年会員総出仕のもと行われた「水行」では、「大きな声で水をかぶる姿に元気をもらいました」と話す人もいた。
その後の「寒行祈願法要」では、会員の読経が響く中、檀信徒の祈願が読み上げられ、コロナウイルス感染収束も祈念した。
会員による法話の後、伊藤友範会長は「今日の法話は本日のお土産です。そのお土産を家族の皆さんにお話しして分けてください」と話された。
2022年1月16日号
名古屋 心の教育講座
【愛知県名古屋市】令和四年一月十六日(日)十四時より名古屋社会教化事業協会主催「心の教育講座」において、結城愛さんを講師に迎え「自分らしく生きる」~性別違和感と歩んだ道のり~を演題とし、檀信徒三十名程が集まり、ウインクあいちを会場に行われた。
結城さんは、身体は女性、心は男性のトランスジェンダーで、二〇一五年に性同一性障害の診断を取得し、男性ホルモン治療を開始し、現在に至っている。
幼少の頃より性に対する違和感を感じる事が多く、偽って生きてきた。大学生・社会人の頃、周りにカミングアウトしたら、受け入れてくれる人が多く、自身のありのままの姿をさらけ出すことが出来た。そのことから一人でも認めてくれたら生きていける、また自分らしく生きて良いのだと感じたそう。
今の社会が取り巻く問題として、LGBTがあげられるが、結城さんによると、「戸籍上の男性か女性かは重要だが、一番は自分が馴染み深い方を優先することが良いのではないか。」と語った。