全国の通信記事
2021年1月23日号
愛知名古屋 青年会が寒中修行会
【愛知県名古屋市】日蓮宗名古屋青年会(服部洋介会長)は1月23日、緑区本源院(玉森潮慎住職)を会場に、毎年大寒の時期に行う「寒中修行会」を行った。
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無参拝で執り行われたが、事前にGoogleフォームで祈願申し込みを受け付けたり、当日はYouTubeの生配信を行ったりと、新しい試みにも挑戦した。
会員総出仕のもと「水行」をし、身を清めた後の寒中修行法要では、一心に読経する中で檀信徒から預かったお題目祈願散華、またGoogleフォームの祈願が読み上げられた。
法要で導師を務めた服部会長は、「コロナ禍だが、だからこそ我々は手を合わせること、祈ることの歩みを止めてはならない。」と力強く語り、皆の祈願とコロナウイルス感染収束を祈念した。
2020年6月27日号
愛知名古屋 青年会が水子之霊位追善大法要
【愛知県名古屋市】令和二年六月二十七日、日蓮宗名古屋青年会(妙親寺内 服部洋介会長)は、今年で四十六回目になる「水子之霊位追善大法要」を千種区妙親寺(会長自坊)を会場に、青年会員総出仕のもと開催した。
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスクやアルコール等の消毒を置き、参拝者は堂内に入らず流れ参拝で密を防ぐようにした。堂内に入れない代わりに、ツイキャスでライブ配信を行うなど、初めての試みも取り入れ、約五十人の視聴者がいた。
法要では、各家先祖の霊位、水子の霊位、また故人の霊位の読み上げをし、塔婆供養を行い、 弔いの祈りが捧げられた。
当日は天候にも恵まれ、服部会長は「新型コロナウイルスにより世界が大変な状況だが、こういう時だからこそ手を合わせ共に祈ることをしようと法要開催を決意した。コロナウイルスの早期収束と皆様の健康をご祈念申し上げます。」と挨拶した。
浄財の一部は、青年会主催の修養道場「青少年と青年僧の集い」の運営や、震災に対する義援金となる。
2020年4月28日号
名古屋・青年会で同時刻に祈りを発信
【愛知県名古屋市】令和二年四月二十八日、日蓮宗名古屋青年会(妙親寺内 服部洋介会長)は、宗祖である日蓮聖人の御聖日「立教開宗会」に行う「新型コロナウイルス早期終息祈念」を起案し、全国各地で正午より一分間の祈りが捧げられた。
新型コロナウイルス感染症の終息がみえない今、三蜜を避けるために集まることはできないが、同じ時間に同じ思いで祈ることはできるとの発案から始まった今回の祈り。約一週間前にラインやフェイスブックといったSNS等を使い、僧侶だけでなく、檀信徒やその他多くの人に向けて発信し幅広く拡散され、同時刻に様々な場所で祈りが捧げられた。
この祈りにより、新型コロナウイルス感染症が終息に向かい、一日も早く皆様が安心して暮らせる日常に戻ることをご祈念申し上げます。