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2022年5月29日号

三重・日市市本覚寺に第9世・佐々木妙綾法尼 入寺式

三重220629 (3)【三重】三重県四日市市本覚寺(佐々木妙綾法尼 新住職)の第9世法燈継承式が5月29日におこなわれ、コロナ禍収まらぬ中にもかかわらず、熱心な檀信徒ら約60人が参加。現代風な造りの本堂に、新住職・檀信徒が一丸となって唱える法華経の声が響き渡った。

 当日、6月の気候にしては暑く、汗にじむような晴天となり、厳しく指す日差しが本堂ビル外壁に掲げられた『日蓮宗 本覚寺』の字を鮮やかに照らしていた。

 本覚寺は、明治11年4月に四日市の新たな仮説教所を創立したことにはじまる。昭和20年には戦火で堂宇が消失したが、時の住職・檀信徒らの熱心な努力により再建。近年、平成27年には現代のビル風な造りの新本堂に改修。四日市市の幹線道路・国道1号線沿いに建つこの本覚寺は、常に檀信徒の熱意に応える形で再生を繰り返してきた。

 今回、こうして行われた法燈継承式だが、当初の予定では約10年前に行われる予定だったという。

 新住職の師父、本覚寺第7世 伊藤立教上人との話では、妙綾上人がまだ若い内に住職交代をする予定だった。しかし、平成22年7月に立教上人が四大不調で御遷化。そのとき、妙綾上人は結婚間もなく、しかも第一子が誕生したばかり。御遷化された師父の元に足を運ぶこともままならない体調であった。急遽、妙綾上人の母、伊藤崇山法尼が本覚寺第8世の法燈を継承。そして本年、約12年を経て寺族・檀信徒が待ちわびていた今回の法燈継承式と相成った。

 法燈継承式ならびに第7世伊藤立教上人第13回忌法要が共に営まれ、法要後の挨拶にあたり妙綾上人は、「(12年前、師父が遷化されたことで)急に『柱』を失い、何においても『お寺を支えていかなくちゃ!』というその一心で駆け抜けた12年であったこと。そしてそんな中、(師父遷化後も、以前と)態度変えることなく接してくれた檀信徒の皆様への感謝。折々に、浅学の自身にご指導くださったお上人方への感謝を述べられた。そして、寿量品の『良医治子の喩』を目にするたび、自身の師父の死が重なって感じられた胸中を語られ、「本年で(本覚寺が建って)144年。未来の本覚寺がこれからも建ち続けるには檀信徒の皆様が不可欠です。まだまだ至らぬ住職ではありますが、努力してまいります。小さい頃のワタシをご存知の檀信徒の皆様には不安を感じるかと思いますが、これからも本覚寺が200年も300年も続くようよろしくお願いいたします」と、新住職としての感謝を述べられた。

2022年4月30日号

三重 日蓮聖人降誕800年慶讃大会

三重220530【三重】日蓮宗三重県宗務所(三重県四日市市妙延寺内)主催による日蓮聖人降誕800年慶讃大会が4月30日、三重県伊勢市のシンフォニアテクノロジー響ホール伊勢にて開催された。

毎年この時期に三重県では、三重県寺院の僧侶が総出仕し、檀信徒を招き、立正平和祈願会が開催されるが、新型コロナウイルス感染対策として、昨年、一昨年は規模を縮小して僧侶のみでおこなわれた。

今回は2年ぶりに檀信徒を招いて開催され、集まった檀信徒約80名と共に日蓮聖人降誕800年を祝った。

法要に先立って、身延山久遠寺共栄部浜島典彦上人による『降誕から立教開宗の意義を考える』と題しての日蓮聖人降誕800年記念講話がおこなわれた。

久遠寺の共栄部長を務める浜島上人はコロナ禍での身延山の現状を説明。

講話では「法華経を信じる人は日蓮聖人の生き様のように正しい判断をし行じていかなければならない」と述べられた。

記念講話の後、三重県内の僧侶一同に出座しての日蓮聖人降誕800年慶讃大会が厳修され、僧侶・檀信徒が一つとなって読誦唱題と修法をおこない、日蓮聖人への慶讃と平和への祈りを捧げた。

閉会式では日蓮宗三重県宗務所所長髙島行勝上人が挨拶の中で、今回初お披露目だった日蓮聖人800年慶讃事業として制作された臨滅度時本尊を説明。参加した檀信徒にこの機会によくご覧になっていただきたいと述べられた。

最後に地元寺院を代表して松阪市法久寺住職浅井教幸上人が、今回このような時世の中開催できたこと、開催にあたり準備してきた僧侶・参加された檀信徒へ謝辞を述べられた。

毎年参加しているという檀信徒の1人は「2年間参加できなかったけれど、今回お上人方のお経をいただいて、一緒にお題目をお唱えできて嬉しかった」と笑顔で帰路についた。

2021年12月19日号

三重 水行祭inまりがの

三重220112②【三重】12月19日に三重県鈴鹿市の鞠鹿野寺(前原誠伸住職)に於いて、日蓮宗三重県青年会(高津憲悠会長)共催による水行祭inまりがのが開催された。青年会員を中心としたスタッフ7名と子ども7名大人2名が参加した。

前日の天気は雪、境内の隅に未だに雪が残る中での開催となった。集合を終えると14時から修法師による祈祷、及び模範水行が行われた。子供達はそれぞれ水着やふんどしに着替えると寒空の下の水行を前に興奮した様子であったが、いよいよ僧侶に交じり水をかぶる番となると緊張した面持ちへと変わった。お題目を唱えながら水盤の前に向かうと事前に練習した通りに桶で水をすくい口をすすいだ。僧侶に続いて大きな声で肝文を読み上げると7回の水を被った。

控え室に戻ると子供達は寒さに体を震わせながらも「めっちゃ寒かったけど楽しかった」と寒行の体験を語っていた。4座の水行が終わると参加者にお守りが授与された。

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