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2017年8月24日号

三重 訃報・西片元證師

【三重】8月24日、日蓮宗三重県宗務所所長 西片元證上人(三重県四日市市 安楽寺住職)が四大不調のため、遷化された。世壽63歳。安楽寺にて8月28日密葬がいとなまれた。
西片元證上人(元香院日證上人)。
昭和30年、静岡県浜名郡新所村(現 静岡県湖西市)生まれ。昭和52年立正大学仏教学部宗学科を卒業。
昭和56年、宗立熊谷学寮副寮監就任(昭和59年まで)。
昭和57年、立正大学日蓮教学研究所研究員(現在まで)。
昭和58年、立正大学仏教学部非常勤講師就任(昭和59年まで)。
昭和60年、現代宗教研究所研究員就任(平成4年まで)。
昭和61年三重県安楽寺住職承認(現在まで)。
平成元年、日蓮宗三重県教化センター所員就任(平成14年まで)。
同年、日蓮宗三重県家庭児童相談室庶務就任。(平成19年まで)。
平成6年、日蓮宗三重県青年会会長就任(平成8年まで)。
平成11年、日蓮宗三重県声明師会会長就任(平成19年まで)。
平成14年、日蓮宗三重県伝道センター主任に就任。
同年、宗教問題検討委員会委員就任(平成27年、4回目の就任を経、現在まで)。
平成27年、日蓮宗三重県宗務所長に就任し、管区・教区を問わず、為法為宗に尽力された。
10月26日午前11時より、安楽寺にて本葬がいとなまれる

2017年8月4日号

三重県・第45回少年少女のための修養道場

三重170804 (4)時折降る雨が蒸し暑さを呼ぶ7月26日。三重県名張市の妙典寺(髙津憲周上人住職)において、『第45回少年少女のための修養道場』が日蓮宗三重県青年会(三重県伊賀市上行寺内 田中孝典上人会長)主催、日蓮宗三重県宗務所(三重県四日市市安楽寺 西片元證上人所長)共催のもと開催された。
毎年、三重県内の寺院を主会場とし小学生を対象におこなうこの修養道場。本年は、三重県の西部、名張市にある妙典寺を会場にして開催。上は小学6年生から下は幼稚園の年中の子までと幅広い参加者25人が参加しての道場となった。
午後2時30分。本堂内の子どもたちが慣れないお寺の様子に興奮する中、道場は開会。早速手渡された『修養道場のしおり』を両手に持ち、25人の子ども達は『先生』上人たちが大きな声で読むお経に耳をそばだて、ある子は慣れた口調で、ある子はお経文の横に書かれたルビを必死に指で追いながら、ある子は隣にどこを読んでいるのか尋ねながら、それぞれの必死さでお経を読んでいた。
この『少年少女のための修養道場』では、普段の生活では見つけることのなかなか出来ない作法を学ぶことを修行としている。
方便品や寿量品の読経や唱題。朝夕の食前に唱える『食法』。焼香の仕方や団扇太鼓を叩きながらの唱題練習など。一泊二日の短い時間ながら、この他にも唱題行や書写行などいくつもの行を体験し、お寺での作法を身につけていった。
翌27日には、同市内にある『赤目 忍者の森』にて忍者修行を体験。
子ども達は、黒や赤、黄、紫など、カラフルな忍者装束に身を包み、先輩忍者指導のもと、壁登りや綱渡り、吹き矢に手裏剣、どんでん返し(隠し扉)の入り方などを実践。泥まみれになりながらもそれぞれの忍術をこなしていった。忍術修行の終盤、川の上を浮具に乗って渡る『水ぐもの術』では、なかなか思うようにバランスが取れず川に落ちる子が続出。そんな中、上手にバランスを取って川の向こう岸まで上級生が渡りきると、拍手喝さいが起こる一幕もあった。
その後、忍者体験を終えた子ども達はふたたび妙典寺に戻り、読経等の修行に努め、修養道場は終了。
堂内も、外のレクリエーションも全力で取り組む。そんな一生懸命に満ちた2日間の修養道場だった。

2017年4月29日号

三重 第50回立正平和祈願会

2017-04-29_三重県四日市市_第50回立正平和祈願会⑫_法要【三重】日蓮宗三重県宗務所(三重県四日市市安楽寺内)主催による『第50回立正平和祈願会が4月29日、三重県四日市市の三重北勢地域地場産業振興センター『じばさん三重』にて開催された。
毎年、三重県内寺院を主会場に開催されるこの立正平和祈願会。50回目の節目となる今回は、宗務所の有る四日市市を会場にして開催。檀信徒約200人が集い、法話を聴き、唱題行などの修行にはげんだ。
本番前日の4月28日夕刻。祈願会準備を終えたじばさん三重前に、三重県青年会(髙津崇弘会長)の会員10余名が団扇太鼓を手に集合。
三重県青年会は毎年、立教開宗のご聖日4月28日に立正平和祈願会に併せて、会場となる地域一帯を唱題行脚し、法華経の声を弘めている。三重県青年会は、当日の立正平和祈願会の無事円成を祈願して、四日市市街地に建つ日蓮宗寺院4カ寺を大きく線で結んだ一周およそ5キロのコースを1時間強かけて唱題行脚した。
翌29日。午前10時半より立正平和祈願会が開会。
第一講は、社協会会長 名張市良薬堂結社教導鷲阪仁昭上人による講話がおこなわれた。
はじめに鷲阪上人は社教会の活動内容と、自身が本年2月に再々行を成満したばかりの大荒行について説明。その中で、鷲阪上人が日々の法務や修行の中で感じている『恩』についてのお話をされた。
毎日の食事前に「いただきます」の言葉を唱えているが、その一言の中にはとてもたくさんの意味が含まれているのではないでしょうか。お食事となってくれた生き物への感謝にはじまり、神仏への感謝、その料理を作ってくださった方への感謝など数多くの方への感謝が込められているのではないでしょうか…と話された。
次いで、食法にも読まれている四恩について説明。そして、とあるお上人から教えていただいた井村和清さんの詩『あたりまえ』を朗読。この詩を読んだ時に感じた健康でいられることへの感謝、法華経を唱えることの出来る事への感謝を忘れず、皆さんと逢わせてくれることへの有り難さを感じながら、皆さんと一緒にお題目を唱えていきたいと述べられ、法話を終えられた。
次いで第二講は、布教師会会長冨田啓暢上人(三重県熊野市本乗寺住職)による統一信行、『人生百年時代を生きる』と題しての法話がおこなわれた。
冨田上人は、今回のお話をするにあたって、ご自坊の本乗寺でここ一年間お葬式をあげた方の平均寿命を調べてこられた。最年少の方は83歳、対して最高齢の方は102歳。平均年齢はおよそ90歳だったという。『最年少』の年齢が思いのほか高齢に感じられたのか聴いていた檀信徒の中からは「おお~っ」という笑い声の混じった感嘆の声が上がってきていた。
とあるデータ上では、69歳を迎えた自分自身を『高齢者』と思っていたのは2割。自身を『高齢者』と思う率が過半数を超えてくるのは75歳以上になってからだと冨田上人は語る。
そいうったデータから冨田上人は、今までの人生の先輩が誰一人経験したことのない様々な不安を抱えた高齢者社会を、私たちは経験していかなくてはならないのです、と述べられた。
健康で居ることは大事だが、実際に健康なまま死を迎え、『ピンピンコロリ』でお亡くなりになれる方の割合は全体のわずか4パーセントほど。
自分自身をいつまでも『元気で若々しい』と思い続けている人を冨田上人は『健康病』と例え、そういった『健康病』の人はいざ病に伏した時、非常に辛い落ち込みを経験することになる…と語る。
「人はオギャーと生まれてから死ぬときまで、人様のお世話にならなきゃいけないのです」。置かれた自分の現状を明らかに見る。その心を持つことが、人生百年の時代を生きるには大事なんです、と述べられた。
そして百年を生きる上で、私たちはいかに心を磨いていけばいいのか。冨田上人は、ご遺文『一生成仏抄』の「ただ南無妙法蓮華経と唱え奉るをこれを磨くとは云うなり」の一文を読まれ、法華経を唱え心を磨き、来る90歳100歳を迎え、心穏やかに人生百年時代を暮らしていただきたい…と述べられ、法話を終えられた。
引き続き、第三講は青年会会長髙津上人(三重県名張市箕曲教会担任)による唱題行がおこなわれた。髙津上人は今月(4月)で三重県青年会の会長職を退任。前日の唱題行脚と、この唱題行導師が公では最後の会長としての法務となる。
高津会長は、青年会が例年使用している唱題行のしおりを皆とともに読み上げ、唱題行をおこなった。
午前の最終講義第四講は、伝道センターより高島行勝上人(三重県四日市市妙延寺住職)による法話がおこなわれた。
伝道センターでは法華経の内容をより知ってもらおうと、平安時代の歌謡集『梁塵秘抄』に詠まれている法華経二十八品歌等から法華経を解説した教箋『法華百葉』を毎年5部ずつ作成。信仰に満ちた古来の和歌を入り口に、法華経を信じるということがどのような功徳を得られるのか、対して法華経を末法の世の中に法を弘めることがいかに難しいのかということを解説された。
昼食を挟んで午後からは、三重県内の僧侶も一同に出座しての立正平和祈願大法要が厳修。僧侶・檀信徒が一つとなって読経唱題と修法をおこない、堂内いっぱいに法華経を声を響かせ平和への祈りを捧げていた。(三重・青木通信員)

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今年の1月13日の御年頭会の日も晴天にめぐまれました。

日蓮聖人の新年初の月命日はいつも晴れます。

みなさま今年もお元気でがんばっていきましょう!

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