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2017年4月29日号

三重 第50回立正平和祈願会

2017-04-29_三重県四日市市_第50回立正平和祈願会⑫_法要【三重】日蓮宗三重県宗務所(三重県四日市市安楽寺内)主催による『第50回立正平和祈願会が4月29日、三重県四日市市の三重北勢地域地場産業振興センター『じばさん三重』にて開催された。
毎年、三重県内寺院を主会場に開催されるこの立正平和祈願会。50回目の節目となる今回は、宗務所の有る四日市市を会場にして開催。檀信徒約200人が集い、法話を聴き、唱題行などの修行にはげんだ。
本番前日の4月28日夕刻。祈願会準備を終えたじばさん三重前に、三重県青年会(髙津崇弘会長)の会員10余名が団扇太鼓を手に集合。
三重県青年会は毎年、立教開宗のご聖日4月28日に立正平和祈願会に併せて、会場となる地域一帯を唱題行脚し、法華経の声を弘めている。三重県青年会は、当日の立正平和祈願会の無事円成を祈願して、四日市市街地に建つ日蓮宗寺院4カ寺を大きく線で結んだ一周およそ5キロのコースを1時間強かけて唱題行脚した。
翌29日。午前10時半より立正平和祈願会が開会。
第一講は、社協会会長 名張市良薬堂結社教導鷲阪仁昭上人による講話がおこなわれた。
はじめに鷲阪上人は社教会の活動内容と、自身が本年2月に再々行を成満したばかりの大荒行について説明。その中で、鷲阪上人が日々の法務や修行の中で感じている『恩』についてのお話をされた。
毎日の食事前に「いただきます」の言葉を唱えているが、その一言の中にはとてもたくさんの意味が含まれているのではないでしょうか。お食事となってくれた生き物への感謝にはじまり、神仏への感謝、その料理を作ってくださった方への感謝など数多くの方への感謝が込められているのではないでしょうか…と話された。
次いで、食法にも読まれている四恩について説明。そして、とあるお上人から教えていただいた井村和清さんの詩『あたりまえ』を朗読。この詩を読んだ時に感じた健康でいられることへの感謝、法華経を唱えることの出来る事への感謝を忘れず、皆さんと逢わせてくれることへの有り難さを感じながら、皆さんと一緒にお題目を唱えていきたいと述べられ、法話を終えられた。
次いで第二講は、布教師会会長冨田啓暢上人(三重県熊野市本乗寺住職)による統一信行、『人生百年時代を生きる』と題しての法話がおこなわれた。
冨田上人は、今回のお話をするにあたって、ご自坊の本乗寺でここ一年間お葬式をあげた方の平均寿命を調べてこられた。最年少の方は83歳、対して最高齢の方は102歳。平均年齢はおよそ90歳だったという。『最年少』の年齢が思いのほか高齢に感じられたのか聴いていた檀信徒の中からは「おお~っ」という笑い声の混じった感嘆の声が上がってきていた。
とあるデータ上では、69歳を迎えた自分自身を『高齢者』と思っていたのは2割。自身を『高齢者』と思う率が過半数を超えてくるのは75歳以上になってからだと冨田上人は語る。
そいうったデータから冨田上人は、今までの人生の先輩が誰一人経験したことのない様々な不安を抱えた高齢者社会を、私たちは経験していかなくてはならないのです、と述べられた。
健康で居ることは大事だが、実際に健康なまま死を迎え、『ピンピンコロリ』でお亡くなりになれる方の割合は全体のわずか4パーセントほど。
自分自身をいつまでも『元気で若々しい』と思い続けている人を冨田上人は『健康病』と例え、そういった『健康病』の人はいざ病に伏した時、非常に辛い落ち込みを経験することになる…と語る。
「人はオギャーと生まれてから死ぬときまで、人様のお世話にならなきゃいけないのです」。置かれた自分の現状を明らかに見る。その心を持つことが、人生百年の時代を生きるには大事なんです、と述べられた。
そして百年を生きる上で、私たちはいかに心を磨いていけばいいのか。冨田上人は、ご遺文『一生成仏抄』の「ただ南無妙法蓮華経と唱え奉るをこれを磨くとは云うなり」の一文を読まれ、法華経を唱え心を磨き、来る90歳100歳を迎え、心穏やかに人生百年時代を暮らしていただきたい…と述べられ、法話を終えられた。
引き続き、第三講は青年会会長髙津上人(三重県名張市箕曲教会担任)による唱題行がおこなわれた。髙津上人は今月(4月)で三重県青年会の会長職を退任。前日の唱題行脚と、この唱題行導師が公では最後の会長としての法務となる。
高津会長は、青年会が例年使用している唱題行のしおりを皆とともに読み上げ、唱題行をおこなった。
午前の最終講義第四講は、伝道センターより高島行勝上人(三重県四日市市妙延寺住職)による法話がおこなわれた。
伝道センターでは法華経の内容をより知ってもらおうと、平安時代の歌謡集『梁塵秘抄』に詠まれている法華経二十八品歌等から法華経を解説した教箋『法華百葉』を毎年5部ずつ作成。信仰に満ちた古来の和歌を入り口に、法華経を信じるということがどのような功徳を得られるのか、対して法華経を末法の世の中に法を弘めることがいかに難しいのかということを解説された。
昼食を挟んで午後からは、三重県内の僧侶も一同に出座しての立正平和祈願大法要が厳修。僧侶・檀信徒が一つとなって読経唱題と修法をおこない、堂内いっぱいに法華経を声を響かせ平和への祈りを捧げていた。(三重・青木通信員)

2017年2月18日号

三重 浅井教佑師帰山奉告式

三重170228浅井①hp用【三重】2月18日。三重県松阪市の法久寺(浅井教幸上人住職)において、法久寺宗徒 浅井教佑上人の大荒行堂第初行成満帰山奉告式がとりおこなわれた。
帰山式当日は薄曇り。僅かに流れる風が境内内に飾られた幣束を揺らしていた。
午前9時。松阪駅前にて師父の浅井教幸上人、法久寺檀信徒、日本拳法を通じての知友人等およそ100人強が、浅井教佑上人ほか計7人の成満僧を出迎えていた。浅井教佑上人は師父上人との挨拶もそこそこにして行列を出発。
途中、あまりの人数のため信号ごとに行列が分断し、行列の先頭が何度か立ち往生する一幕もあったが、松阪駅より続くアーケード内にお題目と団扇太鼓を鳴り響かせて法久寺へと行列は進んでいった。
行列の終盤。法久寺に到る最後の曲がり角で、山門前では待ちきれないとばかりに曲がり角まで足を運んで到着を待つ檀信徒の面々。その中に教佑上人の祖母、浅井房子さんの姿もあった。房子さんは、お題目を唱えながら目の前を通り過ぎる教佑上人に対し、静かに合掌をし、そして深々と頭を垂れて出迎えていた。
約30分弱の時間をかけ、行列は法久寺に無事到着。法味言上の後、境内において水行披露がとりおこなわれた。
法久寺の正面。教佑上人を真ん中にコの字を書くように組まれた水行場で水行が披露。どのような水行が見られるのか興味津々で見ていた檀信徒だったが、いざ水行が始まると、その迫力に圧倒され、みな食い入るように行僧が鬼気迫る勢いで浴びる姿と飛沫にを見つめ続けていた。

午前10時。法久寺本堂において帰山奉告式の法要が開式。読経ののち、御宝前と檀信徒に向けて修法が行われ、法久寺の檀信徒は皆、法久寺に新たに誕生した修法師のご祈祷を受けようと一心に合掌していた。
帰山奉告式終了後、本堂前に建つ鬼子母神堂においてご祈祷が行われた。檀信徒、知友人、そして家族一同に対し教佑上人はご祈祷をおこなったが、木剣を切る教佑上人の頭上には、教佑上人の祖父、浅井教恵上人のお写真が飾られており、静かに新修法師のご祈祷姿を見守っていた。

2017年2月16日号

三重 加藤英慶師帰山奉告式

三重170301加藤hp用【三重】日蓮聖人御降誕の2月16日。三重県桑名市の壽量寺において、壽量寺住職 加藤英慶上人の大荒行堂第初行成満帰山奉告式がとりおこなわれた。
当日は、雲一つない日本晴れ。風もほとんど無い穏やかな気候となった。
午前9時半。同市隣町の顕本寺(伊藤如舜上人住職)より、加藤上人を含めた成満僧6人と、加藤上人の帰りを待ちわびていた檀信徒約50人とともに行列が出発。
約10分強の行程を経て、行列は壽量寺に到着。しばしの休憩の後、檀信徒が見守る中、壽量寺境内において水行披露がとりおこなわれた。
檀信徒は皆、一心に合掌し水行する姿を見守っていたが、行僧がかぶる水が思いのほか飛び散り、自分たちにその飛沫がかかりそうになると、驚いて2歩3歩後ずさる人の姿もあった。
午前10時半。壽量寺本堂において帰山奉告式の法要が開式。読経ののち、御宝前と檀信徒に向けて修法が行われた。加藤上人は大荒行堂一百日で学んだご祈祷をそのままに行おうと、木剣をまっすぐに伸ばした腕で九字を切る。その九字を切る姿は、まっすぐに寒一百日の修行にはげんできた加藤上人の修行姿勢そのままを伝えるかのようだった。
法要後の謝辞にあたり加藤上人は「行の最中に病気を患いながらも、それらを堪らえて無事に一百日を成満出来たのは檀信徒の皆さんのおかげです」と面会時には堪らえられた涙を今度は堪らえられず、涙声になりながら謝辞を述べられた。

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今年の1月13日の御年頭会の日も晴天にめぐまれました。

日蓮聖人の新年初の月命日はいつも晴れます。

みなさま今年もお元気でがんばっていきましょう!

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