全国の通信記事
2023年9月12日号
愛知名古屋 半日プチ修行「開門」
【愛知名古屋】9月12日、名古屋檀信徒協議会は昭和区法音寺(鈴木正修住職)を会場に半日プチ修行「開門」檀信徒研修会を開催し、檀信徒と教師合わせて約150人が参加した。講師には求道同願会会長である、東京都本納寺御院首桐谷日應師を迎え、「お題目ってなんだろう?―唱題行の説明と体験―」の題で研修が行われた。前半は、前半は唱題行とは何かの説明や、お唱えする作法の講義があった。また、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の最後に記されている文字マンダラについての解説も行われた。後半はカーテンを閉めて落ち着いた雰囲気の中、木柾と太鼓の音に合わせて実際に唱題行を体験した。参加者の一人は「唱題行をすることで忙しい日常を忘れて、少しの間リラックスすることができた。これからは自宅でもやってみたい」と笑顔をみせていた。
2023年8月22日号
愛知名古屋 青少年と青年僧の集い
【愛知名古屋】日蓮宗名古屋青年会(鈴木海頌会長)は8月22日から24日の3日間、岐阜県関市の法音寺泰山苑で「青少年と青年僧の集い」を実施した。
コロナ禍の影響で、宿泊を伴う形での開催は4年ぶりであった。小学2年生から6年生までの13人が参加し、テーマである「みんなのために、できること」を意識して3日間を過ごした。
数珠作り、カレー作り、ウォークラリーや様々なレクリエーション、テーマに関連したお話やグループワークを通して、協力し助け合うことの大切さを学んだ。
また、子どもたち一人ひとりが「振り返りシート」に3日間の目標を設定し、就寝前に自分自身の行動を振り返ることで、それぞれの目標に向かって3日間過ごすことができた。
参加した子どもたちは「疲れたけど、楽しかったからまた来年も来たい」と笑顔を見せていた。
2023年8月21日号
三重 第49回少年少女のための修養道場
【三重】8月21日~22日、三重県鈴鹿市鞠鹿野寺(前原誠伸住職)で、『第49回少年少女のための修養道場』が日蓮宗三重県青年会(前原誠伸会長)主催、日蓮宗三重県宗務所(三重県桑名市圓妙寺 加藤英明所長)共催のもと開催された。
毎年、三重県内の寺院を主会場とし小学生を対象におこなうこの修養道場。本年は上は小学5年生から小学2年生の10人が参加しての道場となった。
1日目、子供たちはお経や太鼓、仏前作法の練習を行い、夜はバーベキューや花火で夏を満喫した。秋が近づき鈴虫が鳴く夜の道をお寺から5分程の宿泊施設まで太鼓を叩きお題目を唱え行脚した。
2日目はタルトケーキ作りに挑戦した。講師には長年有名店でタルトケーキ作りを学び、9月にcafe蓮華(大阪府大阪市北区浪花町)をオープン予定の大谷由佳里さんを招いた。初めての缶切り体験から始まり、中には初めてイチジクを見るという子も居た。タルト生地をスポンジやクリームで満たし、オレンジ、モモ、ブルーベリー、キウイ、ブドウ等のフルーツを思い思いに飾り最後にナパージュを塗りつけ色とりどりのタルトケーキを完成させた。子供たちが作った分は家族と楽しめるようにお土産として持ち帰った。来年も参加したいと多くの感想が寄せられ充実した2日間の修行生活を楽しんだようであった。