全国の通信記事
2020年12月22日号
長野 白木智明師本葬儀
【長野】諏訪市高國寺第十九世、岡谷市育恩教会担任白木智明師の本葬儀が十二月二十二日、高國寺にて営まれた。
白木師は十二月十四日に世寿七十歳で遷化。法号は顯正院日明上人。昭和五十四年に高國寺住職に就任。二度の大荒行堂と信行道場副主任を四度就任。教誨師を務めるなど宗門と地域の両方にわたり邁進した。
平成十三年に病に倒れ、平成十八年に現在の住職白木智康師へ払子を継承。以後家族の看病の元で院主となっていた。
コロナ禍においても高國寺役員・寺院関係者を含めて百名以上が早い別れを惜しんでいた。
2020年12月18日号
愛知尾張 犬山市妙海寺でヨガ教室
【愛知尾張】犬山市妙海寺で12月18日午後7時より妙海寺住職(田中恭遠上人)夫人、田中久美子さんによるヨガ教室が行われ、約10名が参加した。このヨガ教室は、約3年前にヨガインストラクターの資格を取得した久美子さんが自身の友人やSNS、檀信徒や近隣の人々に呼びかけてはじまったもので、赤ちゃんからお年寄り(90歳のおばあちゃん)まで幅広い世代に支持を集めている。その為、開催時間も昼の部や土日もあり、1時間の教室ではあるが、それぞれ自分の予定に合った時間帯で参加者が集まっている。子供を連れた母親に対しての赤ちゃんヨガも開催しており、母親と赤ちゃんが揃ってヨガを行うことが出来るのも特徴である。この日は、夜ということもあり、堂内はロウソクとアルコールランプの照明で幻想的な雰囲気を演出していた。冬至に近い日でもあり、若干寒い本堂内であると感じたが、教室を終えた参加者からは「いい汗をかくことができた」との声が聞こえた。お寺のお堂の空間を使って行うヨガ教室は、呼吸や精神統一が重要なヨガに於いて影響があるようで「他のヨガスタジオよりも集中して取り組める」とリピーターの参加者も多く、近隣の住民や若い世代の人々にお寺を身近に感じてもらえる活動であった。
2020年11月18日号
愛知三河 和紙製・蓮華づくり習得
【愛知三河】愛知三河宗務所(森和法所長)は11月18日に、妙恩寺(太田行圓住職)で『ハスワーク』専門講師を招き、教師研修会を開催した。管内教師、寺庭婦人合わせて20名が参加した。
『ハスワーク』とは、和紙と紙コップを使って蓮華の花を作成する事で、三河管区では令和3年開催予定の日蓮聖人降誕800年記念大会において、この『ハスワーク』を檀信徒たちにも行ってもらう予定で、管内教師、寺庭婦人がこの『ハスワーク』を指導できる立場になれるよう今回の研修を受けた。
参加者は、色とりどりの和紙を重ね合わせて蓮の花づくりに取り組んだ。紙の先をねじって花びらのようにとがらせ紙コップに黙々と貼り付けた。