全国の通信記事
2024年2月22日号
島根:安来市本成寺第30世岡本亮浩上人遷化
【島根】岡本亮浩師(島根県安来市本成寺第30世)2月22日遷化。世寿96歳。法号は妙玄院日浩上人。同寺で27日通夜、28日葬儀が営まれた。昭和23年に出家得度、昭和26年師父の突然の遷化に伴い立正大学在学中に啓運山本成寺の法灯を継承し、22歳という若さでその重責を担う。布教と伽藍維持整備に尽力し、平成26年に法嗣岡本亮啓師に法灯を託した。宗門では、教区長、宗務所長、協議員議長等の要職を歴任した。
また地元旧広瀬町議会議員を5期20年務め、町政発展にも努めた。地域では、保護司を務め地元の保護司会会長に就任し更生保護に尽力した。その功績により、勲五等双光旭日章、藍綬褒章を授与された。
2024年1月15日号
神奈川3 竹内成行上人通夜・葬儀式
【神奈川3】 一月十五日(月)、十六日(火)、平塚市善性寺において第三十六世竹内成行上人の通夜・葬儀式が行われ、管内外の教師、檀信徒が多数参列した。
通夜・葬儀式共に神奈川県第三部宗務所山﨑浩道所長を導師に、管内有志出座のもと、しめやかに執り行われた。
葬儀式の讃嘆文の中で、山﨑所長は「上人は昭和四十一年に第三十六世の法灯を継承するや、幾多の寺門整備に止暇断眠の法輪を転じ、有縁の者帰依渇仰極めて厚きものあり。管内に有っては宗務所副所長等の役職を歴任、宗門に在っては昭和五十二年から計二期八年間に渡り第七区宗会議員に選出され、その間数多くの宗門各種委員にも席を置き広く宗門行政に尽瘁せらる」と述べ、住職在世五十九年の善性寺、宗門への長きにわたる遺徳を称えた。
最後に遺弟竹内法之師が参列者に向けて謝辞を述べ閉式となった。
不妙院日成上人
竹内成行
世壽 九十四歳
2023年10月31日号
徳島 佐伯明彦上人本葬儀
【徳島】徳島市壽量寺(佐伯知彦住職)にて、前住職、第二十世佐伯明彦上人の遷化にともない、本葬儀式が十月三十一日に執り行われた。佐伯明彦上人は十月二十八日遷化。世壽七十一歳。法号は福壽院日遊上人。様々な布教に努められた上人は、日蓮宗徳島県宗務所長、徳島市仏教会会長、徳島県仏教会副会長など要職を歴任。その間、壽量寺本堂、境内、墓地の大改修、更には永代供養墓を建立。宗外においては徳島県社会福祉協議会事務局長として幾度と社会福祉全国大会を開催し、社会福祉事業功労賞受賞。退任後も第三者評議員を務め、長年、県内外の社会福祉に貢献されていた。