全国の通信記事
2023年6月11日号
兵庫西 檀信徒協議会総会
【兵庫西】6月11日、宗務所(市川町蓮泉寺安積尚志所長)において、令和5年度兵庫県西部檀信徒協議会総会が行われ、僧侶9名・檀信徒26名、計35名が出席した。
午後1時半より本堂で安積所長を導師に会員物故者追善法要が営まれ、追善の読経・お題目を捧げた。その後総会が行われ、前年度の事業報告・決算報告、並びに今年度の事業計画案・予算案などが審議された。また、今年度は任期満了に伴う役員の改選があり、松本昭仁氏(福崎町妙法寺檀徒)の会長退任と、小林良平氏(姫路市五軒邸法華寺檀徒)の新会長就任が承認された。小林新会長は「当会を発展させてきたお上人、役員の皆様の名を汚さぬよう、頑張って参りたい」と述べた。
総会終了後には、専任布教師の谷口慈晃師(たつの市常照寺修徒)による「自らを灯とせよ~いのちのつながり~」と題した信行研修が行われた。法話ではお釈迦様の教えを自分自身で学んで実践し、自分自身を信じて生きる「自灯明」、そしていのちのつながりの中に自分がいることを自覚することが、管内のテーマである「信仰相続」に繋がるのではないかと語り、参加者は熱心に聞き入った。
2023年6月10日号
栃木・檀信徒協議会総会開催
【栃木】6月10日令和5年度日蓮宗栃木県檀信徒協議会総会が宇都宮市妙金寺(野澤智秀住職)で開催され、管内寺院の総代6人が参加した。
齋藤高蔵栃木県檀信徒協議会会長、野澤壯監栃木県宗務所所長、荒居養雄栃木県協議会議長の挨拶で始まり、役員選出や令和5年度事業計画、檀信徒統一信行会などが主な議題となった。
閉会後、妙金寺副住職野澤朋世師が、差別について講話した。話の中で、元々仏教で使われていた差別(しゃべつ)は人種差別や女性差別のようなマイナスイメージなものではなく、全てのものがそれぞれ持って生まれた形や違う性質、ちからを持って存在していることが差別だと話した。参加者たちは真剣に聞き入っていた。
2023年6月1日号
山梨4・甲府市で檀信徒協議会定期総会
【山梨4】令和5年6月1日、甲府市総合市民会館において山梨県第四部檀信徒協議会定期総会が開催され僧侶、檀信徒約100名が参加した。
総会に先立ち、『檀協物故者追悼・世界平和祈願音楽大法要』がとり行われた。寺庭婦人会による和讃奉詠に始まり、雅楽・読経・御祈祷など祈りを込めた法要が壇上で行われ、檀信徒と僧侶が心を一つに手を合わせた。
研修会として愛知県法華寺住職・身延山久遠寺布教部長の豊田慈證上人による『身延山の日蓮大聖人』というテーマの講演が行われた。講演では、本年が身延山ご入山・開創750年の節目にあたり、宗祖が身延山に来られた御縁の話から、お釈迦様の健康法、健体康心にも触れ、私達は縁(関わり)の中で生かされているという尊い教えを語ってくれた。
総会を振り返り、檀信徒協議会会長の三井兵部(本妙寺総代)さんは「少しでも早く世界に平和が訪れるよう願っています。また日蓮宗や菩提寺が益々発展していけるように努めていきたい」と決意を表した。