全国の通信記事
2023年6月24日号
千葉西 檀信徒協議会総会
【千葉西】6月24日、千葉県西部檀信徒協議会総会が本山藻原寺(茂原市)で開催された。
コロナウイルス感染拡大防止の為、書面決議がつづき、実に4年ぶりの開催となった。出席者は71名(+委任状98名)と感染拡大前の水準には届かないものの、徐々にではあるが本来の姿を取り戻しつつある。
総会に先立ち、檀信徒研修が行なわれ、宮城県石巻市法音寺副住職谷川海明師が「お寺の必要性」と題し、東日本大震災で被災し、救援活動をした経験から、地域と寺院のあり方について講演した。
総会では各地域から新理事が選出され、根元精一氏(市原市真浄寺総代)が新会長に就任し、令和5年度の活動計画等が討議された。
最後に根元新会長は「一致協力して、菩提寺の発展と、次世代への信仰の継承に努めましょう。」と力強く語った。
2023年6月21日号
福島・檀信徒協議会総会 慰霊地訪れる
【福島】6月21日白河市妙関寺にて福島県檀信徒協議会総会において管区内の檀信徒が集結し研修が催された。
午後の研修では国の史跡に指定される白河小峰城にて史跡を辿り、その本丸において「おとめ桜」の前にて人柱となった藩士和知平左衛門の娘「おとめ」の為、そして戊辰戦争戦没者慰霊為 法要が執り行われた。
福島県宗務所所長(会津若松市久福寺御主)氏家輝明上人により回向がなされ、檀信徒協議会会員の御心を一つにするように御題目による慰霊がなされた。
また その後 東日本大震災において土砂災害に見舞われた跡地を訪れ、いわき市大寳寺御主の小林智英上人による法要が執り行われた。亡くなられた被災者の慰霊のみならず、復興への祈願、白河市の益々の発展を願い厳かに厳修された。
2023年6月13日号
山梨3 檀信徒協議会総会と講習会
【山梨3】檀信徒協議会(金丸忠仁会長)は六月十三日、南アルプス市飯野「桃源文化会館」を会場に研修講演会を行った。
講演会前には、檀信徒協議会総会が執り行われた。
開式にあたり当管区宗務所長岡本正富所長より「山梨県第三部活性のためにお寺の総代として住職と互いに協力し、互いに足りないところを補って、お寺の護持に努めて頂きたい」と挨拶を述べ、総会が開催された。
総会後の講演では、身延山大学教授で東京都法養寺住職木村中一師により、各寺院総代九十三名出席の中、約一時間三十分に亘って講演を行った。
『日蓮聖人のみこころにふれる』と題した講演会で、木村師はご遺文を用いながら日蓮聖人の檀越との寄り添い方について講演いただいた。
講演後参加者は「宗祖の優しさにふれることができてよかった。良い機会になりました。」と語った。