全国の通信記事
2024年4月8日号
岐阜 養老教会で法燈継承式
【岐阜】桜満開となった4月8日、養老町養老教会妙見堂に於いて、法燈継承式が執り行われた。
新担任渡邉泰秀上人は、400年前より雨乞の霊場だったこの地を引き継ぐ事の大切さを感じ一木三体の一つ、立像の釈迦牟尼佛を守って行く請願を立てられ、檀信徒と共に御題目の祈りを捧げた。
2024年3月16日号
愛知尾張 一宮市妙泰寺で法灯継承式
【愛知尾張】3月16日、一宮市妙泰寺において第46世松永寿遠師から第47世松永寿康師への法灯継承式がおこなわれた。管内外有縁の僧侶や檀信徒ら約100人が参列する中、午後2時に開式され、石川友基宗務所長より辞令伝達がおこなわれ、その後寿遠師から寿康師へ払子が継承された。寿遠師は昭和56年に住職に就任し、昭和62年から平成元年にかけて本堂・書院・庫裏の再建事業をおこない、妙泰寺の整備に尽力した。宗門の役職では宗務所長、協議員議長、修法師会会長等を歴任し、石川宗務所長や勇師法縁愛知三重支部長の亀廣慈宗師が祝辞の中で寿遠師の功績を称えた。新住職の寿康師は謝辞で「今までを振り返ると、周りの方々のおかげで様々な気付きや学びを得る事が出来、また深いご縁によってここまで導いていただいたように思う。今後は地域の人々に足を運んでもらえるようなお寺作りを目指していきたい。そして皆様と共に法華経を学び、共にお題目を唱えていく事が自分の使命であると思っている。」と語った。当日は妙泰寺の新たな門出を祝うかのように晴れ渡る空が広がり、和やかな雰囲気の中、式は幕を閉じた。
2024年3月10日号
大阪市 大阪市妙見閣寺で法灯継承式
【大阪市】3月10日(日)、旭区・妙法華山妙見閣寺に於いて晴天の下、午後1時より法灯継承式に先立ち、第4世・小土井祥博新住職の宣誓式、午後2時より第3世・代務住職松井英光師より新住職への法灯継承式が営まれ、僧侶や同寺役員・檀信徒ら約80人が参列した。
妙見閣寺は昭和30年、城東区に竹内祥恵法尼により開創され、その後第2世・竹内祥起師により現地に移転された。竹内祥起師は経営人間学講座を開催され、多くの信奉者を育成された。さらには毎年、国際永久平和祈念祭典を開催し、平成12年には、ドイツに大聖恩寺を開堂、理事長に就任された。また、大本山本國寺の歴世にもなられ、祖山・身延山常置会常任議員としても活躍。しかし近年、四大不調により全ての職を辞される。そしてこの度、竹内祥起師の直弟子である小土井祥博師が第4世として法灯を継承するに至った。新住職は謝辞で「師僧のご恩に報いるためにも妙見閣寺をしっかりと護持し、統合学術国際研究所を存続させていきたい」と力強く決意を述べられた。