全国の通信記事
2024年3月27日号
栃木 教師研修会
【栃木】宗務所は3月27日、宇都宮市妙金寺(野澤智秀住職)で教師研修会を開催し、管内僧侶12人が参加した。日立市蓮光寺住職、岡田祥導師を講師に迎え、「天台教学から見た法華経」と題して講演を行った。宗教は哲学として頭の中に留まるのではなく、実践することによって良い人格へと成長を促すものでなければならない。法華経は生きているもの、霊、粗末にされた神様に至るまで全てを救うことが出来る教えであり、成仏するということは、仏様のモノの見方、受け取り方、考え方が出来る事、仏様の心の運び方が出来るという事である。そして自分一人ではなく、“みんなと共に・みんなの為に・自分のままで”の大乗の心を持って教えを実践していかねばならないと説明した。天台教学は語句が難しく、内容の理解は容易ではない。岡田師の分かりやすい説明のもと、日蓮聖人も学ばれた天台学に触れ、改めてお題目のありがたさを実感することが出来た。
2024年3月21日号
静岡中 被災地支援チャリティー御首題
【静岡中】令和6年(2024)1月1日、能登地方を震源とする地震が起こり、多くの人々が甚大な被害を受けた。この困難な状況に立ち向かうため、静岡県中部青年五明会と和党会が共同で協力し、被災者支援のためのチャリティー御首題の授与を行っている。
静岡中部青年五明会は、被災地での復興支援を目指してこの企画を立ち上げ、和党会と協力して被災者を全力で支援している。
御首題でお預かりした志納金は全額が寄付され、その使途は被災地への支援に充てられる。このチャリティー御首題によって集まる資金で被災地の復興において微力ながら力になればと思う。
チャリティー御首題協賛寺院
静岡中部青年五明会
焼津 上行寺・焼津 威徳寺・藤枝 大慶寺・静岡 法栄寺・静岡 妙像寺・静岡 世尊寺・清水龍華寺・清水 妙蓮寺・清水 妙慶寺・興津 法泉寺
和党会
御殿場 感應寺・富士 法蔵寺・長泉 本浄寺・長泉 圓蔵寺・沼津 栄昌寺・沼津 蓮窓寺・富士宮 本光寺・富士宮 吉祥寺・富士 福泉寺・富士 蓮心寺
2024年3月20日号
北海道東 お寺で避難訓練
【北海道東】令和6年3月20日春彼岸に北海道紋別市括園田5丁目妙進寺(町田是敬住職)にて防災訓練を実施いたしました。今年は元旦から能登地方を震源とする大地震で100人を超える尊い命を失いました。『自分のいのちは自分で守る、他の命には自を背けす助けて守る。』人間はけして一人では生きていない、他の人々の手助け、社会の手助けにて生活している。そのことから防災には、日頃からの訓練が必要で、頭で考えるのではなく、体で覚えることが必要で、『イザ』という時のために、備えておくことが1番大事、そのために本日、お寺によく参拝する檀家さん・お寺の役員さん・婦人部の方々17名が、関災訓練し参加致しました。
3月20日春彼岸、17名の参加者は、先す、消防団員からの、訓練にあたっての注意・心構えを聞いてから、訓練を始めました。
訓練内容の中では、消火器の使いかた・火が出たときにはどう使うか・どう扱うか・一本の消火器に限られた時間で恐れずに火を消す方法・消化の方法等を教えていただきました。
次に、役員・お寺によく参拝する檀家さん・婦人部17名は、消火器の設置場所の確認を1本1本見て周り、『イザ』火災の時に伺処に消火器を取りに行けばよいのか、確認をしていました。
次に、消防団員から、地震発生・火災発生・災害時では、『先ず先に逃げ道の確保が第一です』と話をされ、現在は鉄筋コンクリートの洋風建築、が主流ですから、『グラっと』来たら先ず扉を開ける、逃げ道の確保、か先決、北海道は特にストーブの使用が一年中で、365日炊かない日が無いお年寄りのお宅も有りますので、『とにかく火の後始末は第一に行わないとならない』と、注意確認されました。阪神淡路大震災以降防災消防の法律も変わりました。消防団員は救助作業には出動しません。火災鎮下に専念です。だからと言って『火災現揚すべての炎上する火の中に入り消火作業が出来る訳ではありません』 と、話されました。
今日参加した方々は、消防団員の話を真剣に聞き入っていました。
どう自分の命を守るのか、イザの時に動けるように、消防団員の細かい注意細かい教え、避難の仕方、煙がどの位のところまで下がるのか、避難の仕方、注意すべき点、建物の構造上、床まで煙が行く場合もある、その時の対処法、大丈夫だと思わずに、建物に入ったら先ず、避難口を必ず確認しておくことだそうです。なかなか難しいことですが、『複雑な建物に入った時は必ず確認をしておこう』と口々に参加者は言っていました。
今は洋風建築ですので、『グラ』ときだら、『扉を開ける習慣を、建築上簡単に扉が聞かない様になってしまうから注意してください』
身を守る上で、沢山しなくてはならない事を聞いた参加者、実際に伺処まで動けるのか、私自身ち自信、がありりません、今日の訓練を身体で覚え忘た、また訓練の要請を申請したいと思い、2時間の訓練を終わりました。