全国の通信記事
2024年4月2日号
大分 少年少女のびのび道場
【大分】日蓮宗大分県青年会(上木龍雄会長)主催の「少年少女のびのび道場」が4月2日から3日までの1泊2日、杵築市の延隆寺(首藤泰隆住職)で開催された。
コロナ禍の影響で4年ぶりの開催あったが大分県内や北九州市から27名の小中学生が参加した。
今年の道場では、「一緒にお経を唱えよう」「お経のお話」「唱題行」などのプログラムが組まれ、またレクリエーシ野外活動では「しっぽ取りゲーム」や「温泉施設の見学」など楽しく学べる内容となった。夜には境内で「バーベキュー」や「お楽しみパーティー」を行い懇親を深めてもらい楽しんだ。更に県内在住のアーティストのラクガキヤマコ氏に似顔絵を描いてもらい参加者も喜んでいた。
プログラムの最後には花まつり法要が執り行われ、迎えに来た保護者は子ども達の成長した姿に感動し、笑顔で帰って行った。
2024年3月26日号
神奈川2 第17回寺子屋
【神奈川2】神奈川県第二部青年会(会長 横須賀本行寺住職品田祥哉)では、日蓮聖人四大法難の一つ、寂光山龍口寺をお借りしまして、三月二十六日(火)~二十七日(水)小学生十一名が集まり行われました。感染症が拡がってから、五年ぶりの泊りでの開催となりました。
一日目、季節外れの雨が降る中でのはじまりであった。予定していた江の島散策は危険と判断し、近くの水族館散策。夜は食事の有難さを言葉に表す「食法」唱え。口に運ばれるまでの作物を作ってくれる方、運んでくれる方、調理してくれる方、沢山の方によって頂ける感謝。そして普段自宅で作ってくれる方々に感謝することを学んだ。
夜は、暗いお堂の中ではじめて体験する唱題行。静かに無音を過ごす時間と太鼓に合わせてお題目を唱えた。
二日目、朝暗い時間に目をこすりながら本堂でお経を唱えた。朝食後は、篠田仏具店さんによる、御香のお話し、どんな香りがあるのか香りを味い、それぞれ気に入った香りで匂い袋を作った。二日間たつのは、早いもので参加者は「来年も参加したい」と言って帰って行った。
2024年3月24日号
大阪三島 第38回青少年修養道場
【大阪三島】3月24日、大阪府三島青年会(三好億人会長)は第38回青少年修養道場を開催した。
平成30年の大阪北部地震で大きな被害を受け、本堂を新しく創り直した茨木市妙徳寺(三浦惠廣住職)が会場。
参加者たちは新築の本堂に足を踏み入れ、住職による説明を受けた。
「寺院の本堂が新しくなることは数百年に一度しかなく、貴重な機会だ。これが人生の最初で最後の体験だと思って、ぜひともしっかりと見てほしい」という呼びかけに、参加者は真剣な表情となった。
道場の後半には提灯造り体験と法要を執り行い、参加者たちの祈願の成就を願った。
時代の急激な変化により同管区の修養道場には大きな挑戦が求められていたが、
今回の道場には老若男女を問わず幅広い年齢層が参加しており、そこには海外からの参加者も含まれている。
青年会は今後も勢いをつけて青少年教化に取り組みたいと考えている。