全国の通信記事
2021年1月25日号
神奈川2 誕生寺へ報恩支納金奉納
【神奈川2】神奈川県第二部宗務所(楠山泰道所長)は1月25日、大本山・誕生寺へ参拝し、檀信徒より募った960件の志納金を奉納し、御宝前にて特別法要を厳修した。また、大本山誕生寺並びに大本山清澄寺へ宗務所より表賀を納めた。
宗務所は去年3月13日、宗祖降誕800年慶讃における誕生寺への団参を計画していたが、新型コロナウイルス感染症の影響で延期となっていた。代案として報恩の志納金を檀信徒より募り、宗務所役職員と檀信徒協議会役員にて誕生寺に奉納することとした。しかし昨冬、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い宗務所役職員のみでの参拝し奉納することとなった。後日、奉納金を納めた檀信徒へ両山より開帳札など記念品が郵送されることとなっている。
楠山所長は「多くの報恩志納金が集まり、熱心な檀信徒皆さまの宗祖への想いを強く感じることができました。今日の新型コロナウイルスの感染拡大にともない、差別・偏見・非難をするような行為に対して、宗祖自ら「海辺の旃陀羅が子」と称した思いを受け止め、共に助け合い、協力して苦難を乗り越える救済こそが、「合掌」「お題目結縁」なのではないでしょうか。」と話した。
2021年1月15日号
兵庫東・阪神淡路大震災 慰霊法要
【兵庫東】兵庫県東部宗務所、明石市本松寺で1月15日、阪神淡路大震災の慰霊法要が営まれた。
震災から27回忌を迎えた今年。コロナウイルス感染拡大対策の為、宗務所役員のみでの開催となったが、阪神淡路大震災犠牲者名簿を読み上げての供養が行われた。被災管区として、あの日を忘れずに供養を続けていくことの大切さを改めて感じた。
千葉南:大山智應上人百寿を迎え
【千葉南】いすみ市引田本顕寺(大山智弘住職)院首の大山智應師が本年一月十五日に満百歳の誕生日を迎えられた。昨年九月には安倍晋三前内閣総理大臣より百寿を祝う表彰状と記念品を、またいすみ市長より金一封・広手組合寺院より記念品を贈呈される。大山師は昭和五十年に大荒行堂五行成満しており、百歳の今でも朝勤・夕勤を欠かさず、昨年来コロナウィルス退散の御祈祷を毎朝行っている。大山師の声と木鉦の音が町中に響き、人々の生きる励みとなっている。