全国の通信記事
2023年5月27日号
千葉西 立正大学同窓会千葉支部総会
【千葉西】5月27日、市原市行光寺(住職出口幸祥師)で立正大学同窓会千葉支部総会が行なわれた。未だコロナ禍の影響も有り、参加者は約40名と多くは無かったが、世代、学部を超えて、それぞれが学生時代に思いを馳せていた。
記念講演を行なった立正大学学長寺尾英智先生は、大学の起こりから現在の状況を語り、参加者一同は今後の発展を願った。茶話会の最後には立正大学合唱サークルグリーンクラブの草創期、指揮者として活躍した村上校正師(千葉市長善寺住職)の指揮の下、参加者一同で立正大学学園歌と校歌を熱唱し親睦を深めた。
2023年3月28日号
大阪三島 近畿教区宗務所長輪番奉仕
【大阪三島】近畿教区では、12人の宗務所長から、4年の任期を無事に終えようとする今こそ、感謝の念を持って宗祖にご報告申し上げなければならないとの総意で、「そうだ、身延山へ行こう!」を合言葉に、3月28日に輪番奉仕を行った。
素絹五条に威儀を整え、橋本一妙教区長を導師に、今期で退任する方、来期も引き続いて管区を任される人、それぞれがそれぞれの思いを脳裏に浮かべながら、宗祖に報恩感謝の気持ちを伝えることができた。
今期中は降誕800年の正当を迎えるなど大きな事業もあり、また新型コロナウィルス感染症の蔓延で、従来普通に行えていた会議の設定が難しく、慣れないオンラインでのディスカッションなど、数々の困難はあったものの、どうにか乗り越えることができ、この日を迎えた。
法主猊下からも、深い労りの気持ちが伝えられ、予定以上の長時間親しく歓談させていただいた。
近畿教区各宗務所長から、この慣例を今後も続けてもらいたいとの声が上がった。4年後も、日蓮聖人の御霊が眠る身延山で魂の触れ合いが行われることを思い浮かべながら、一同身延山を後にした。
2023年3月9日号
大阪三島 横川定光院日蓮聖人銅像修復始動
【大阪三島】関西唯一の宗門史跡である比叡山横川定光院(橋本一妙主監)では、令和六年に日蓮聖人銅像建立百年を迎えます。
立教開宗前の十二年間を過ごされた日蓮宗の濫觴の地とも言える定光院の護持顕彰は、銅像を中心になされてきました。また、著名な彫刻家である渡辺長男氏の作品で文化財としても価値のあるものです。
百年の年月で全体に傷みが生じ修復が必要なため、護持顕彰会が発起人となり、全国に向けて勧募をお願いしましたところ、多数のご協力を賜りました。令和六年の落慶法要に向け今年度中に工事を終える必要があり、三月八日に関係各社の代表と定光院との間で、工事の日程調整および手順についての話し合いを行い仮契約を行いました。
今後、立教開宗の聖日である四月二十八日に抜魂式を行い、五月中旬より工事を行う予定です。なお、勧募の期間は九月末となっていますので、今後ともご協力をお願いします。