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2023年11月11日号
千葉西 本山藻原寺お会式
【千葉西】11月11日(土)茂原市本山東身延藻原寺に於いて、開山日蓮大聖人第742遠忌ご報恩お会式(お会式)並びに1組2組護法統一信行会(統一信行会)が持田日勇貫首を導師に厳修された。
16時より本堂にて統一信行会が開式され、市原市妙蔵寺内髙鍋隆盛上人よりお会式についての法話を拝聴した。16時半より万灯行列が浜町観音堂より出発し藻原寺を目指した。
17時よりお会式大法要が厳修され、藻原寺檀信徒と万灯奉納寺院代表者に加え、1組2組の僧俗、合わせて64名が参列した。
法要後に丁度万灯行列が本堂前に到着し、持田日勇猊下の前にて盛大に万灯奉納を行った。
最後には、茂原市実相寺住職畠山義浄上人を修法導師に御祈祷が行われた。
参加者からは「年々コロナ前の姿に戻っていく万灯行列を行えて本当に有難かった。次回はもっと多くの参加者を集めて皆でこの気持ちを分かち合いたい。」との声があった。
2023年11月5日号
大阪三島 高槻市乾性寺でお会式
【大阪三島】高槻市乾性寺(阪田祐光住職)は、11月5日に御会式を開いた。同日は朝10時からお題目の写経、11時半から祈願法要、13時から法話、14時半から報恩法要となっており、「五種法師を意識して一日の流れを考えた」と住職は話す。
最後の報恩法要では、今年度の近畿教区僧風林で修行を積んだ沙弥2名が出座し、参列者から大きな拍手を浴びた。
「報恩とは何かと問うたとき、そのひとつの答えが継承であると思った。私たちの次の世代が活躍するところを祖師にお見せできてよかったと思う」と住職は語る。参列者からは、「子どもさんの読経が可愛かったです。将来いいお坊さんになられるでしょう」という感想があり、好意的な印象を残したことが想像できた。
京都1 京都市華光寺で法燈継承式と御会式
【京都1】京都市上京区華光寺で11月5日、第48世浅野耀泰師から第49世浅野泰彰師への法燈継承式と御会式が営まれ、教師・檀信徒含め約150人が参列した。天候にも恵まれた当日は、17名の稚児行列が花を持って練り歩き御宝前に献花すると、新住職泰彰師の長男泰樹くんと次男泰駿くんが天童祭文を堂々と読み上げ、華やか且つ厳かに法要が営まれた。耀泰前住職は在任42年の長きにわたり、房代夫人と共に本堂内陣・毘沙門堂を全面改修、本堂大屋根葺替え、山門屋根葺替え、令和二年に宗祖800年御報恩事業として庫裡の全面改修の大事業を完遂した。
新住職泰彰師は挨拶で、師父である前住職耀泰師と母房代さんに感謝の念を述べ、「檀信徒の声を聴きながら共にこれから更なる寺門繫栄のため精進します」と決意を表明した。開創400年以上の華光寺は、晴れて第49世浅野泰彰師に受け継がれ、これまで以上に檀信徒に寄り添ったお寺として、また地域に開かれたお寺として新たな歴史が刻まれていく。