全国の通信記事
2020年11月14日号
千葉西 本山藻原寺でお会式
【千葉西】11月14日(土)本山東身延藻原寺(茂原市 持田日勇貫首)に於いて、第739遠忌報恩御会式が増田寳泉総務執事(茂原市 妙源寺住職)を導師に厳修された。午後3時に増田総務を先頭に山武員9名で茂原市内を約1時間かけて行脚し、午後5時からの法要では藻原寺檀信徒と万灯奉納寺院代表者の併せて50名が参列した。
例年は万灯講中と参列者で境内を埋め尽くす程の賑やかな御会式であるが、昨年の大雨災害に続き今年はコロナ禍の影響で万灯行列は中止となった。法要中、御宝前に安藤矗男氏(藻原寺総代 千葉県西部檀信徒協議会会長)が檀信徒を代表して献灯し宗祖へご報恩を捧げられ、参列者の力強いお題目が唱えられ、静かな境内にこだました。増田総務は法要後の挨拶で、「来年は降誕800年の節目ですので、是非盛大に開催したい」と意気込みを語った。
2020年11月8日号
福島 妙関寺御会式とコロナ終息祈願会
【福島】11月8日、福島県白河市 妙関寺にて住職 巻延彦上人 導師の下、同県福島県日蓮宗青年会会長 菅原瑞正上人を脇導師、同県宗務所所長 氏家輝明上人を諷経に迎え 毎年恒例となる御会式と、新型コロナウイルス終息祈願を合わせた法要が厳修された。
導師 巻延彦上人による回向文により堂内一同は日蓮聖人への感謝と広宣流布の決意を新ためた。また、菅原瑞正会長による新型コロナウイルス終息祈願文の中では「不安は万病の種」という言葉と共に、病に対する正しい認識と不安に対する正しい対処を呼びかけられた。
妙関寺檀信徒による団扇太鼓と大太鼓の力強い調子に乗せて唱和された御題目は堂内に響き、南無妙法蓮華経の広宣流布、病の終息を僧俗一如となった誓願がなされた。
2020年11月7日号
佐賀 唐津市本立寺・御会式法要と本山光勝寺御親教法要
【佐賀】佐賀県唐津市天川の本立寺(宮本智昭住職代務)で11月7日、宗祖日蓮大聖人御報恩御会式法要並びに鎮西本山護国光勝寺御親教法要が営まれた。
これは本立寺開闢430年、本山光勝寺開闢700年、宗祖降誕800年を記念して行われたもので、法要前には本山光勝寺より「読経のお祖師さま」の祖師像が出開帳され、住職・檀信徒らが団扇太鼓を打ち鳴らし、唱題の内に迎えられながら、本立寺のご宝前に恭しく遷座された。
第六十五世松島日應師が本山光勝寺の貫首に晋山されて初めての御親教。松島貫首は挨拶の中で、「初めての御親教がこの本立寺となったことには意味がある。共に篤い日蓮宗信仰をもたれた千葉一族と歴史的な縁のあるお寺であることから、お祖師様が本立寺を選ばれたのでしょう」と、異体同心となって共に正法護持に努め、併せて本山光勝寺の護持顕彰への協力が呼びかけられた。
御親教の後に挨拶に立たれた宮本智昭住職は、「開闢430年という節目を迎えたこの本立寺に本山光勝寺の『読経のお祖師さま』をお迎えできたことは、大変感慨深い。これを機縁としてますます法華経信仰に精進し、本立寺、そしてこの地域を盛り立てていきましょう」と堂内いっぱいに集まった檀信徒に力強く述べられた。