ひとくち説法

2018年10月10日号

やってみて気がつく

親しい友人が結婚することになり、披露宴の司会を仰せつかることになった。その打ち合わせを会場の人と行ったのだが、なんと確認事項の多いことか。新郎新婦はもちろん、親族、友人、会場スタッフと異体同心で行うことが大事なのだろう。入念な打ち合わせが必要だ。
葬儀は打ち合わせることが難しい。故人(の遺志)、喪主、遺族、宗教関係者、葬儀業者が、ひとつ心で葬儀にあたるという経験はあまりない。冠婚葬祭は簡略化とオリジナリティを求める昨今だが、いわゆるエンディングノートに記入する人はまだ少ない。そのすべてを記入しなくても良い。大切なことは、ノートに記入するという過程だ。書き始めたらわかるだろう。自分の思いを伝えずにはいられなくなる。親しい仲だからこそ伝えきれていない想いがある。それに気づき、あらゆることに感謝しながら生きていく。敬いの心で安穏な社会づくり・人づくりのための第1歩だ。
(高知県布教師会長・渡邊泰雅)

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2018年10月1日号

幸せのお裾分け

いま、世間ではヨガや瞑想がエクササイズとして流行している。当山でも寺ヨガを行っている。
先だって気になる記事を目にした。ヨガや瞑想をエクササイズとして行っている人は、利己的になりやすい傾向があるというものだ。記事には、様々な研究成果をふまえたうえで、欧米ではヨガや瞑想は宗教性を切り離され「自分だけの健康」という現世利益だけを求め過ぎ、他者を軽視する傾向にあると警鐘を鳴らしている。個人主義が基本の欧米だから日本は関係ないと安心はできない。そしてヨガも瞑想も宗教性という根幹を失っては、本来の高みは見えない。そこで1つ足してほしいのは「常求菩提 華化衆生」だ。これは私の一部造語だが、意味は「自らは常に向上を求め、周りの人を華のように笑顔にかえる」。自分の健康という利益だけではなく、周りの人に幸せというお裾分けをしてほしい。ここからヨガや瞑想を始めてはどうだろうか。もちろん唱題行も。

(愛媛県布教師会長・讃岐英昌)

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2018年9月20日号

仏教は縁起法

キリスト教・ユダヤ教・イスラム教・ヒンドゥー教・儒教・神道などの教えをreligionと言います。
お釈迦さまは、出家してヒンドゥー教の教師の下で修行に励みます。間もなく、religionは争いの原因であることに気づいて、修行を捨ててしまいます。「縁起」の法を覚ったからです。
縁起とは、「あらゆる物事は、これあればあれあり、あれあればこれありの関係」のことです。
人間は、誰でも縁起を覚れますから、この真理を、法華経の前半では、「二乗作仏」と表現しています。法華経の後半では、人びとの生活空間である全宇宙はどこまでも縁起ですから、この真理を、「久遠実成」と表現しています。
縁起法は、現代科学の思考法ですから、科学が進歩すれば進歩するほど、法華経の真実性が明らかにされます。当然のことながら、科学の基礎学問分野は、数学と物理学です。

(徳島県布教師会長・萱間顕誠)

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今年の1月13日の御年頭会の日も晴天にめぐまれました。

日蓮聖人の新年初の月命日はいつも晴れます。

みなさま今年もお元気でがんばっていきましょう!

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