佐賀 本山光勝寺報恩読誦会
【佐賀】鎮西本山松尾山護国光勝寺で5月15日、読誦会が営まれ僧侶20人が出仕し、力強い読経の声が本堂中に響きわたった。同大本堂は286年ぶりとなる令和大改修事業に当たり6月から解体工事が始まるため、本堂で行う最後の法要となった。着工間近の堂内は、全ての荘厳具が取り外され、檀信徒も感慨深げに見守った中、松島日應貫首は、先師が繋いできた大本堂に報恩感謝の回向を捧げ、「歴史を語るのは伽藍、その伽藍を未来へと引き継ぎたい。」と意気込みを語り、引き続いての支援と、工事の安全を願った。