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2023年4月12日

千葉南 上総五十座

OLYMPUS DIGITAL CAMERA【千葉南】勝浦市伝統の説法会「上総五十座」が、津慶寺(宇野瑞正住職)で4月12日から5日間にわたって開催され、感染防止の制限下で延べ400人の僧侶檀信徒が聴聞に訪れた。

今年の後座上人(説教師)には同じ千葉県南部から上村貞雄師(鴨川市妙蓮寺住職)が迎えられ、5日間の高座説教で日蓮聖人一代記を御入滅まで演じた。大本山誕生寺からほど近く、両親閣妙蓮寺で住職を務める上村師。高座に上がると「お祖師様のご両親の墓守をしております」と自己紹介をした。上村師が後座として五十座に招かれるのは今回で3度目となるが、見知った土地で親しい僧侶らに囲まれていても、やはり五十座の歴史の重圧は格別のようだった。

最終日となる16日は、高座説教に先立って結願法要が営まれ、4年ぶりに稚児が参加した。26人の天童稚児が着飾って練行列を行い、法要中には全員で献花をした後、宗歌『立ち渡る』と『日蓮さま』を合唱した。

上総五十座は、天文19年(1550)、池上本門寺第11世・日現上人が、本門寺と比企谷妙本寺両本山復興のため勝浦で大布教を行ったことに由来し、現在では市内の7ヵ寺(本行寺・長慶寺・惠日寺・本壽寺・法蓮寺・妙潮寺・津慶寺)が輪番で開催している。来年は勝浦市本行寺(西川佳璋住職)で開催される。

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