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2023年3月6日
茨城・災害対策支部講習会を3年ぶりに開催
【茨城】茨城県災害救援対策支部(相田要練支部長)は、3年ぶりとなる講習会を3月6日、宗務所=星宮寺(相田要練住職)で開催し、教師・檀信徒約100名が参加した。講習に先立ち、管内修法師出仕のもと諸災害犠牲者慰霊・復興祈願の法要を行った。講習では講談師の一龍斎貞鏡師が、「祈りの心」と題して本堂で講談を行った。 師匠でもある父との突然の死別の悲しみを、涙あり笑いありのエピソードを交えて語った貞鏡師。悲嘆を乗り越えた陰にはお題目と家族の支えがあったことを明かし、「まさか」に備える心構えを呼びかけた。貞鏡師は最後に「『まさか』という坂」の由来となった講談「徂徠豆腐」を披露し、会場は盛大な拍手に包まれた。