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2023年2月20日
宮鹿沖 黒木敬順師帰山式
【宮鹿沖管区】令和5年2月13日(月)宮崎県日南市、経王山妙源寺にて黒木敬順師(妙源寺住職)の日蓮宗大荒行堂初行成満帰山報告式が執り行われた。報告式では敬順師の帰りをひと目見ようと多くの檀信徒が集まった。
敬順師は平成28年に遷化された当時妙源寺住職の黒木源章上人の後を継ぎ令和元年、妙源寺に入寺し日々給仕に励んでいた事、敬順上人自身が難病を患っており大荒行堂への入行は諦めていたが、日々の給仕の中で先代住職の御祈祷への熱意を檀信徒から伺い修法師を志すようになった想いなどが帰山報告文の中で綴られていた。
敬順師の想い、病気の事を誰よりも知っている妙源寺檀信徒は皆涙を流しながら帰山を喜んでいた。
また敬順師の挨拶では、涙で言葉を詰まらせながらも檀信徒をはじめ、多くの方に支えられて成満できたことへの感謝と、これからより一層檀信徒の方々、地域の方々へ恩返しが出来るよう精進してしていくと述べた。