2023年2月14日
東京北 竹内煌陽師帰山奉告式
【東京北】2月14日、第初行を成満した竹内煌陽上人の帰山奉告式が御自坊である台東区谷中 延寿寺(竹内煌雲住職)で行われ、多数の僧侶檀信徒が参列した。行列では、突き刺す様な寒風の中ではあったが、檀信徒とともに本山谷中瑞輪寺より出発しご自坊へと行進。道中、山内寺院の寺院関係者が一心に合掌し見守っていた。到着後、日荷堂にて唱題三唱。引き続き本年成満した7名行僧が水盤を囲み、水行式を行った。その様子を檀信徒も息を殺して見入っていた。奉告式では、豊田昌樹修法師会長より第初行代表を務めた感賞状が手渡され、奉告文では苦修練行の百日を振り返りながら、初行成満を御宝前に奉告した。来賓である肉倉堯雄宗務所長、豊田昌樹修法師会長、渡邉彰良宗会議員よりそれぞれ、第初行御成満、管内、修法師会、煌陽上人の今後益々の御活躍、ご精進が祝辞で述べられた。
煌雲上人より御祝辞と参列頂いた各聖に謝辞を述べられた後、引き続き煌陽上人より「荒行では心が折れ挫折しそうになることも多々ありましたが、家族、友人、檀信徒の皆様の顔を思い浮かべて踏みとどまることが出来ました。お世話になった方々に対し、法華経、お題目をもって恩返しができますよう自己研鑽をし修法道に励んでまいります。」と述べ、檀信徒より拍手が送られ無事に円成した。また、煌陽上人は本年5月には第一子の誕生を予定している。これからの煌陽上人の更なるご活躍が期待される。